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【学科】加藤学園暁秀初等学校
前回からの続きです.
平成18年の一級建築士「学科」試験に出題された知識です.
【計画問題コード18125】正しい記述かどうか?
「加藤学園暁秀初等学校」(静岡県沼津市,1972年)は,学習センターを中心として,オープンクラスルーム(16m×16m)と特別教室を中庭を介して配置している.
【解説】
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「加藤学園暁秀初等学校(槇総合計画事務所,1972,静岡県沼津市)」は,日本で初めてオープンスクール方式が採用された実例である.
![](https://assets.st-note.com/img/1639523884834-piLKXpgqYA.png?width=800)
多目的室としての機能をもつ2つの学習センターが中央にあり,その両側に16m角のオープンクラスルーム(壁のない教室・2部屋)と,特別教室群が配されている.
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オープンクラスルームは一般的な教室の4倍の広さがあるため,学習内容に応じて,グループ学習や個別指導,グループティーチングも行いやすい.風景画像は,コチラ.
分割使用も可能.「カベのない学園」という教育方針のもと計画された.尚,オープンクラスルームや学習センター等は,間に中庭を設けることでゆるやかに連続すると共に,適切な距離も保ちながら活用されている.
【解答】〇
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