【学科】目黒区立宮前小学校
前回からの続きです.
平成18年の一級建築士「学科」試験に出題された知識です.
【解説】
「目黒区立宮前小学校(アルコム,1985,目黒区)」は,オープンスクール形式を採用し,4つのクラスルームとオープンスペース,メディアスペース(VTRやOHP等での学習コーナー)やを組み合わせたユニットが,低学年,中学年,高学年用に計画されている.
敷地内には6mもの高低差があるため,1階部分はモール(通り抜けの道)が計画され,教室群のある3つのユニットは,2階に計画されている.モールにには,屋外部分と屋内部分があり,図書,児童会,教師などの各コーナー,屋根付テラス,集会スペースなどのスペースが計画されている.
モールの上部は吹抜けとなっており,その吹抜けに各ユニットが面することで,屋内運動場から管理室・特別教室までを視覚的につなげる役割を果たしている.学校内の風景はコチラ.
尚,問題文の記述は,「棚倉町立社川小学校(近藤道男,1997,福島県)」の特徴である.棚倉町立社川小学校については,来週,ぶっちゃけ解説します.
【解答】×
続く