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【学科】ツインコリドール型VS階段室型

前回からの続きです.

平成21年の一級建築士「学科」試験で問われた集合住宅についての知識です.

【計画問題コード21124】正しいか,誤りかで答えよ.
集合住宅の住棟計画において,各住戸の日照・採光・通風・眺望等の条件がほぼ同一であり,階段室型に比べてプライバシーを確保しやすいツインコリドール型を採用した.

【解説】
集合住宅における「階段室型」は,共用の廊下がなく階段やエレベーターで直接住戸にアクセスする形式であり,住戸へアクセスするまでの間に,他の入居者と直接的にも,視覚的にもつながる機会が少ないため,居住者のプライバシーを確保しやすい.一方,「ツインコリドール型」は,長くなってしまう共用廊下から各住戸にアクセスするため,他の入居者と接する機会が増え,階段室型と比較するとプライバシーは確保しにくい.

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【解答】×
 続く

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