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【勉強法】合格者たちが語る2巡目のコツ

先日,建築実務経験に自信のない学科受験生を対象とした製図試験に出題される『建物(2,500㎡程度のRC造の公共的建築物)の仕組み』についてのオンライン勉強会を開催しました.

製図試験で求められる知識(空間構成4要素やゾーニング・動線の意味,法規(防火区画や歩行距離などの考え方),構造,設備など)を解説しました.これらの知識(建築常識)を知った上で学科試験勉強をして頂ければ応用力が高まり,学科試験の本番で点数を稼げるからです.

多くの学科受験生の皆さんにご参加いただきましたが,その際,直近の学科合格者であるキーボーさん,さらに,製図合格者であるマッシーさんをお招きし,アドバイスを頂きました.

マッシーさんは「学科試験も製図試験も,まずは全体を把握することが何よりも大切.部分的な深追いは避けることが合格のコツ(部分理解よりも全体把握を優先)だと教えてくれました.

学科試験で言えば,1巡目は全体把握を優先する(=どんな知識がどのように問われているのか,×問(一問一答式で解答が×となる問題)の場合,フォーカス ポイントはどこなのかをザッと把握する).また,イチイチ,部分に食いつかずに,まずは,そのまま知識や解説を飲み込む.勉強が下手な人ほどこの飲み込みが苦手です(僕自身がそうでした).ただね,本番で点数を稼げる方は必ず,飲み込んでいるのです.これはご自身で知り合いの合格者へ聴いてみて欲しいです.

その上で,マッシーさんは次のようにアドバイスしれくれました.「1巡目の全体把握が終わったら,2巡目からは苦手な科目や項目を平均点レベル(=本番でとりこぼさないレベル)にもっていく.」

これについては,キーボーさんを含めた昨年の合格者たちも同じようにアドバイスされています.ちなみに,キーボーさんは,1巡目を終わった後で,直近の本試験問題(コチラから印刷可能)を本番同様に,四枝択一式で解くことで,自分が苦手と感じる部分を洗い出して,そこから重点的,かつ,計画的(全体計画を見据えながらその学習に費やす時間を自分自身でマネジメント)に勉強し,合格点を突破しています.

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