【日本建築史】三仏寺投入堂
前回からの続きです.
奈良時代に大きな政治権力をもった仏教勢力は都から追い出され,山にこもってひたすら修行に打ち込む宗派(天台宗,真言宗(密教))のみが天皇に認められます.そんな歴史的背景の中から登場するのが三仏寺投入堂です.平成17年の一級建築士学科試験問題にも出題されています.
【計画科目/問題コード17244】
三仏寺投入堂は,修験の道場として山中に営まれた三仏寺の奥院であり,岩山の崖の窪みに建てられた懸造りである.
【解説】
「三仏寺投入堂(鳥取県)」は,三徳山