株主総会の配信は広告効果があるのでは?アセンテック株主総会


質問:質問の前にいま多くの会社がインターネットのストリーミング放送で株主総会を配信しております。先程広告宣伝という話があったのですけど、当社に一番興味があるのは株主だと思います。当社のものがいいと思えば商品を拡散していただける。興味があるから株を買っているのですから、そいうところから、株主総会の様子を配信すればそれが宣伝広告になると思いますので、来年以降実施されたほうがいいと思います。質問なのですけど、昨今サイバーセキュリティについての話が出ている。政府もサイバーセキュリティに関して能動的な対応を取るという中で、マーケティングとしては一番ドンピシャのところの仕事をやっている会社だと思います。そこで逆に心配なのは、当社のサイバーセキュリティは大丈夫なのか?それが崩れてしまうと前提が崩れちゃいますから。当社のサイバーセキュリティ、特に昨今地政学的リスクで台湾有事ということになったら中国からのサイバー攻撃がかかるのではないか?ということで、米国ではファーウェイの製品は使わないとか、日本でもそういうことの想定で能動的な対応を取るということだと思います。クラウドも中国からの接続ということになってくると、中国で使った電子機器を捨てて帰るという企業もある中で、どこまで当社のサイバー攻撃に対する対応力というのか体力というのがあるのか?それに対して磨いているのか?ということが当社の発展の礎になると思いますのでそこらへんの見解をお伺いできればと思います。
司会:(質問復唱)。インターネット配信につきましては、大変有力なご意見と承りました。決算説明会についてはオンデマンドで配信しておりまして、次回以降の株主総会については検討させていただきたいと思います。サイバーセキュリティについては、我々の親しいパートナー様もランサムウェアの被害を受けまして、他人事ではない状況になっておりますし、一旦被害を受けますとそういった会社がセキュリティ商材を売れるのか?ということにもなりますので、かなり留意をして、今まで以上にセキュリティ対策を例えば月一だったのを週一にしたりとかしています(以下省略)。
<備考>
カンファレンスホールの一室を借りての総会で、参加株主は十数名。
BtoBのクラウド関連企業で、これからのサイバーセキュリティ対策としては有効な事業であると見ています。BtoB企業に於ける広告の手段としての株主総会の配信というアプローチはかなり受けとしては良かったと思います。サイバーセキュリティについては意識として中華系ハッカーの危険性を植え付けることは少しは出来たかもしれません。

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