地政学的リスクと女性専用スペースについて、テー・オー・ダブリュー株主総会


質問1:地政学的リスクを伴うビジネス環境の変化についてお伺いしたいのですけど、昨今地政学的リスク、福島の処理水を流してから中国が水産物を輸入しない、あるいは中国からのサイバー攻撃で日本政府がかけられいるという中で、サイバーセキュリティについて当社としてどのように対応しているのか?インターネットビジネスが主力になってきている部分もありますので、そういうものがしっかりしていないとビジネス環境として対応していけないだろうと。特に地政学的リスクを伴うというようなことで、通常ファイアウォールとかセキュリティパッチを付けたりとかいうことは当然されていると思いますが、中国からということでどのように対応されているのか?例えば米国では中国製電子機器は使わないとかということを先ずお伺いしたい。今のビジネス環境から中国から抜けていくとうことが増えている。資産凍結法のようなものも9月21日に公開されている。海洋進出で尖閣諸島の近くに海洋基地を作っているということで、中国に対して色々思うようなことがあるという人たちが増えている。そういったところで、トレンドが変化しているということで、例えば水産物で北海道の水産物のフェアーをしたりとかそういったトレンドの中でお客様に対する構成を考えられているのか?ということをお伺い出来ればと思います。
司会:セキュリティ環境のご質問が1点、カントリーリスク特に中国に対しての影響の対応していくか?というご質問でよろしいいでしょうか?
質問者:はい
司会:外部からの不正アクセスについては当社として非常に懸念しておりますので、セキュリティの環境、機材を一新しております(以下省略)。カントリーリスク全般についてお答えいたしますが、業種によっては間接的に受けるということはありますが、現在のところ中国の影響は軽微でございます。何れにせよ影響を受けない業種は多数ありますので、それらの業種に対して注力してくということで対応していきます。
質問2:ダイバーシティ、女性の活躍という話があった中で、LGBT法が出来た時、話題になったことで、心が女性という男性が女性のトイレに入る、更衣室に入る、中には不届きなものが女子風呂に入るとか、そういうようなことがニュースになったり話題になったりしたのですが、自民党の議連が立ちあがって女性の専用スペースというのが必要なのではないか?ということの話が出てきた中で、当社のトイレが女性のトイレが女性専用になっているのか?言い方はおかしいでしょうけど、要は心が女性の男性が入れるようになってないでしょうか?そういう方は誰でもトイレあるいは男性用トイレに入ってくださいということになっているのでしょうか?着替えスペース等に於いても。後はお客様、クライアント、イベント等に於いて、F1層、F2層のお客様を取り込みたいということの中で女性専用のトイレ、生物学的に女性専用トイレを設置して不安が無いような形でイベントを行うような形になっているのかどうか?着替えが必要だということであれば女性専用の更衣室というのを設置されているのかどうか?こういう質問をしなくてはというのは歌舞伎町のトイレが全部誰でもトイレにしたら女性が来なくて男ばっかりになってしまったということになって、結局どうなったか?というと女性専用トイレというのを入り口から作り直すという話を聞いたことがある。LGBTということを気にして誰でもとういうことにした途端にF1層、F2層というお客様がいなくなってしまう。そこら辺の情報収集もされているのか?ということもお伺い出来ればと思います。
司会:LGBTの取り組みについて。
質問者:違います。LGBTののスペースを作ってくれとか教育の話を聞いているのではなくて、女性専用スペースを設けているのか?LGBTの人が入らないか?ということで、これについて女性役員の方に女性の社員声を聞いてどうやっているのか?ということをお伺い出来ればと思います。
司会:ただいまのご質問につきましては女性取締役からご回答いたします。
女性役員:今のところ、当社のトイレは生物学的に分けております。(クライアント様については)クライアント様のニーズやご要望がありますので、議論を重ねてクライアント様の要望にあった形で提供するとうことになっております。当社内に於いては生物学的区別ということで特別に要望があればこちらで対応していくということになります。
<備考>
カンファレンスルームを借りての総会で、参加株主は数十名。ライブ配信あり。
電子機器の一新ということで中国に対するリスクは認識しているし、それを深めることが出来たと思います。
女性専用スペースにまつわることについては現実的な対応だと思います。

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