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収益物件の立地

こんにちは。大家兼不動産屋の廣田です。

不動産投資では、
「価値のある物件をいかに購入するか」が肝です。
大家さんから見た、物件の価値は、収益性、安全性、担保性なのさまざまな指標がありますが、物件の価値を構成する要素としては、
立地、建物・設備、運営の3つになります。

今回の記事では、物件の価値の構成要素の内、「立地」について書いていきます。

立地とは

物件の所在地によって立地は決まります。自然的条件(気候、地形など)、社会的条件(人口、交通利便性、インフラ、ライバル物件など)、法規制(用途地域、建築制限など)で決まります。また、情緒的な価値(住みたい街など)も左右します。

当たり前に話ですが、収益物件である不動産とは、動かすことができないので、収益物件を選ぶ場合には、立地が重要となる要素であることは言うまでもありせん。

立地はコントロールできないが、変化する

立地の特徴として、自らコントロールができません。物件の物理的な位置が変わることはありません。

しかし、周辺の環境など立地は変化します。大学や企業の進出・移転、集客施設の進出・撤退、新駅の開業、道路整備などが主な変化要因です。これらの変化要因は、自らコントロールすることはできません。

「将来このあたりに駅ができる」というような、まだ、未発表の極秘情報を入手できれば、将来の立地に変化は予測可能ですが、普通の人が、極秘情報を入するすることは現実的ではありません。しかし、現時点の人口動態や、行政の都市計画を調べることで、近い将来の周辺の変化はある程度予測が可能になります。

まとめ

好立地の物件の価格は当然高くなります。どんなに好売立地の物件であっても、収益が期待できないような価格では、購入するのはどうかと思います。

立地は、収益物件を選ぶ時に重要な要素であることは言うまでものありません。しかし、物件の価値を決める要素は、立地以外にも、建物・設備、運営もあるので、総合的に判断し、物件の価値と価格に関係がどうなっているのかを見極めることが大切です。


最後までお読みいただき、ありがとうございました。

今日はこの辺で、次回また。

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