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不動産投資の効果

こんにちは。大家兼不動産屋の廣田です。

不動産投資の投資をなんのためにやるのか、という目的を明確にすることを何度となく、書いてきました。そこで、今回の記事では、目的に対して、不動投資で出来ること、つまり、不動産投資によって得られる効果について書いて行きます。

どんな効果が得られるのか

不動産投資を進める広告やネット上の記事には、不動投資のよって得られる様々の効果が書かれています。その中でも、主なのものは次の3つだと考えています。
   キャッシュフロー
   資産活用
   相続税対策

キャッシュフロー   

基本的に不動産投資で得られる効果は、キャッシュフローを得ることです。キャッシュフローは、所有している不動産を運用して得れるインカムゲインと、不動産の値上がりよってもたらされる、キャピタルゲインとあります。

最近の不動産市場では、単に所有しているだけで、値上がりが期待できる物件は希少なので、インカムゲインを中心に考えるのが一般的です。

キャッシュフローの額に大小はあるにとは思いますが、ローン返済は完了するまで、キャッシュフローがマイナスになるような投資はどうかと思います。

キャッシュフローによって、副収入、私的年金などの目的を達成できます。

資産活用

所有している土地に、収益物件を建てたり、相続した、親の家を貸し出すなどすることにより、キャッシュフローを得られます。

現金や預金などで収益不動産を購入数することにより、預金より高い利回りを得られる場合もあります。

相続税対策

不動産投資の効果として節税がありますが、毎年も所得税に関しては、短期的な効果はありますが、長期にわたって節税効果を得るのは、難しいと思います。

不動産投資は、相続税対策に向いていると思います。ここでは、あくまでも、相続税対策であって相続対策ではありません。

現金、預金や株式などの証券で保有してる財産を、不動産に変えることで、相続財産の圧縮効果があります。

相続財産を評価するときは、現金、預金、証券類は、時価評価となりますが、不動産は、土地は相続税路線価、建物は固定資産税評価額をで評価するため、時価より安く評価され、結果的に相続税の節税につながります。

また、物件の購入費用や建設費用をローンを使って資金調達した場合は、その残債分は、財産からマイナスすることができ、節税につながります。しかし、ローンの残債は時間の経過とともに減少していくので、財産を圧縮する効果は少なくなっていきます。

まとめ

不動産投資の効果

不動産投資の効果について表にまとめてみました。この表で注目していただきたいのが、キャッシュフローの部分です。資産活用、相続対策に回り込んでいます。

どんな効果の狙って不動産投資をするのでも、基本的キャッシュフローはマイナスのなるのはどうかと思います。

「生命保険替わりになる」といことも、よく宣伝されていますが、この効果は、副次的なもので、生命保険替わりの目的だけで不動産投資を始めるのはどうかと思います。


最後までお読みいただき、ありがとうございます。

今日はこの辺で、次回また。

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