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ローンの返済額が決まる要素

こんにちは。大家兼不動産屋の廣田です。

先日の記事で、レバレッジについて書きました。レバレッジはローンの使って物件を購入し、自己資金に対する利益を上げることですが、ローンの返済額によっては、レバレッジの効果がマイナスのなる場合もあります。

そこで、今回の記事では、ローンの返済額が決まる要素について書いていきます。

ローンの返済額が決まる要素とは

ローンの返済額は、借入元金+利息です。返済額が決まる要素としては、借入額は言うまでもありせんが、金利、借入年数(返済年数)、返済方法などがあります。

借入額

借入額が増えると当然ですが、返済額の増加します。返済額を抑えるためには、自己資金の投入を増やすことが大切です。
返済途中でも、繰上げ返済をすることで、元金の残債が少なくなり、返済額を下げることも可能です。

金利

金利が高い方が、返済額が高くなります。金利には、一定期間中金利が変わらない「固定金利」と、金利が変わる「変動金利」があり。ローンの契約を交わすときにどちらかに決まります。
返済期間中で、固定金利の期間が終了するタイミングで金利の交渉ができる場合あります。また、借り換え(金融機関を替える)ことで、金利を低くすることもできます。

借入年数(返済年数)

返済年数は長い方が、毎月の返済額は少なくなりますが、トータルの返済額(元金+利息)は多くなります。返済年数の最大値は、基本的には物件の法定耐用年数で決まってきます。

返済方法

借入金の返済方法は、毎月の返済額が一定の「元利均等返済」と毎月 元金の返済額が一定の「元金均等返済」があります。返済額のイメージは下図のとおりです。

ローン返済グラフ

元利均等返済は毎月の返済額は一定で、元金の返済額の比率がかわります。一方元利均等返済は、毎月の返済額は、当初は、元金均等返済より高くなりますが、返済が進みにつれて低くなります。2つの返済方法のメリットデメリットは下表の通りです。

返済方法のメリットデメリット

まとめ

レバレッジを効かせて物件を購入する場合、借入金の返済額を把握し、購入後のCFをしないと、レバレッジの効果は分かりません。返済額が変わる傾向を下表にまとめました。

返済額の変化

最後までお読みいただきありがとうございました。
今日はこの辺で、次回また。

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