アセンションとエンパス　二極化の世界とは

１．アセンションとは

アセンション （ascension） – 上昇、即位、昇天

かつて１万３万年前に地球上でアセンションが起こりましたが、失敗し、アトランティス 文明が滅んだとも言われています。
宇宙には肉体を持たず意識体・エネルギー体として存在する宇宙人もいると考えられており、その宇宙人たちは３次元ではなく、４次元以上の世界に存在すると考えられます。宇宙の中でも地球は次元の低い惑星で、宇宙の次元を上げるためには、地球の次元上昇も不可欠と考えられています。

こうした背景の中で、地球では、ここ数十年、特にここ数年の次元上昇は著しく、波動の変化が起こっています。その影響は地球規模で見ると、ポールシフト（地球のN極とS極が入れ替わる）の予兆や太陽活動の活性化、火山活動の活性化による大地震の発生などが考えられます。

※太陽活動の活性化「太陽黒点説」
太陽の黒点部分は強い磁場になっており、他よりも温度が低いため、黒く見えます。黒点は、大きくなったり小さくなったり変化を繰り返しており、その数も変化しています。太陽の黒点が増えると、紫外線量が増え、地球に降り注ぐ太陽エネルギーは多くなります。そのエネルギーは、人間だけでなく動植物や水によって吸収され、エネルギーが増加し、そのことで経済活動も活発化すると考えられています。論文の発表時にはオカルト的学説とも見られましたが、相関関係を否定できないと考える説も依然としてあります。

また、個人レベルで見ると、目に見えない「気」や「念」の存在を多くの人が認識する考えの広まり、そうした人が増えることはアセンションを加速させることにつながります。他にも肉体と魂のバランスが変化することにより、強い眠気や頭痛、肉よりも野菜食へと嗜好が変化するなど言われています。

ただ、こうしたことは、因果関係が目に見える数値で分かることではないので、ふんわりした部分が大きく、掴みどころがないなぁと思っていました。

２．物質的な豊かさよりも、心の豊かさへ

ここ数年は、物質的なものよりも、充実感を得られる体験にお金を遣う人が増えています。若者の車離れが進んでいると言われており、車やブランド服、ランドセルまでもがサブスクで利用できるようになりました。コロナ禍が進み、アパレル業界が大きな打撃を受けているように、洋服やアクセサリーも売り上げが下がっています。高価なものは所有するよりも、その都度の利用で良いと経済性や合理性、コスパを優先する人が増えていることが分かります。

一方で、アーティストのライブやYouTubeやDMMなど動画サロンへの入会、Netflixなどの動画配信サイトの利用、ヨガや新たなスポーツでのリフレッシュ、　インスタやブログで発信し自己表現することなど、心の充実や知識欲、承認欲求を満たすことに重きを置くよう価値観が変化してきているように感じます。

最近は、スーパーにセルフレジが随分と導入されたように思います。ファミレスに配膳ロボがいたり、自動翻訳の進歩、文書や領収書の自動読み取り、規則性のある事務のオートメーション化など、AIの進歩や機械化が進みました。

AIに取って代わられない分野の仕事って何だろうと考えた時に、相談やカウンセリングといった心のケアはまず挙げられると思います。実務上の質問は、NewChatやSiriも解決してくれますが、本気で悩んでる時に寄り添ってくれるとはまだ思えないからです。人によっては敬遠されることもありますが、占いや気功といった分野も、必要度が高まっていくのかなと思いました。

心の時代と言われるように、目には見えないけど確かに感じられる、心が満たされる感覚というのが、アセンションが進む現代において、重要度が高まっていくものと思います。

３．アセンションの影響を受けやすいエンパスやHSP

私たちの身の周りで飛び交うエネルギーは本当に変化しているのでしょうか。
私は、変化していると思います。

日本において、戦後は生活を安定させることが何よりも優先され、心の豊かさは後回しにされていたと思います。そこから75年以上が経ち、経済的に豊かになったから精神的な豊かさを追い求めるようになったのであり、必ずしもアセンションの影響ではないのではとも考えました。

しかし、そうした時代の流れも含めて、アセンションは今、確実に進んでいると考えます。

スマホやコンピュータなどの電子機器の進歩により、コミュニケーションの形態が変化してきました。対面や電話でやりとりしていた時代に比べ、その場にいない人とも多くのことをリアルに共有できるようになりましたが、こうした電子ツールの普及により、より多くの人びとの思念が飛び交うようになりました。

人が亡くなった時に、生前に思い入れのあった人の枕元に立つことがあると言いますが、それほど珍しいことでなく、家族や好きな人のことを思い浮かべるだけでその気持ちは相手のところに飛んでいきます。相手が全く面識のない人でも、パチンコ屋さんでフィーバーしてる人がいると、周りの人は「いいな！」とその人に軽い嫉妬の気持ちを抱き、それだけで思念を飛ばし、店を出た後も人からもらった思念を身に纏っているということもあります。バケたんなど、一部の機械でのみ計測できるものですが、ご先祖様の存在や神社の神様を信じている私たち日本人にとっては、「目にはみえないチカラってよく分からないけど、何かあるんだろうな」というレベルであれば、受け入れやすいのでないでしょうか。

人の念というのは、目には見えないですが、至る所に飛び交っていて、愛情や応援といったプラスの力になることもあれば、悪意や嫉妬、心配といった気持ちは相手の足を引っ張るネガティブなエネルギーになります。

エンパスやHSPの人が感じる違和感というのも、様々なエネルギーを拾っていることが多くあると考えます。

次元上昇すること、波動が上がることとは、その人・物の周波数が高くなり、より細かな振動をするようになるということです。自分の気持ちも、目に見えない細かなものとなって、飛んでいきやすくなっているということです。

「引き寄せの法則」「思考は現実化する」といった考え方にも近い現象が今まで以上に起こりやすくなっています。

人の悪意も強い状態で飛びやすくなっており、それをストレートに受けると、大きなダメージを受けることになります。だからこそ、エンパスやHSPの人は、防御することや受け流すこと、付き合う人を選ぶことが必要になります。

４．二極化とは

アセンションによる二極化については、様々な考えがあります。
５次元に行く人にとっては、イーロンマスクの進める火星移住が実現する、テレパシーのような以心伝心が成立する人間関係になるなど。３次元の人も世界が仮想通貨や電子マネーのみになる、食糧に困らなくなる、誰もが衣食住に困らなくなるなど。

どの惑星への移住するかを仕分けされる時代がやったきたり、平和な世界がやってくることも本当に？としか正直思えません。

私の考える二極化は、心の中の状態が現実化していくので、同じ世界に暮らしながらも、幸せな気持ち・環境で暮らす人と、人を罵ったり陥れたりして、苦しみや悲しみといった感情を抱え、そういった人に囲まれた環境で過ごす人に分かれていくことだと思います。

「良い想念」を抱けば周りに良い影響を与えやすくなるし、「悪い想念」であれば自分だけでなく周囲の人にも良くない影響をもたらしやすくなります。このことこそがまさに二極化であると私は考えます。

思念が飛びやすいということは、人や物理的な世界に大きく影響しやすいということであり、自分の心にイメージするもの次第で「飛躍することもできるし、どん底まで沈んでしまうこともある」という世界につながっているのです。

軽やかな心で人の思いやりに包まれて暮らすこと、重い想念を抱えて苦しみながら生きること、心のコントロールは必要になりますが自分で選択できるとしたらどちらを選びますか？というのが、アセンション時代の二極化であると思います。