結果を出すトレーニングの原理①

大分県内にあるパーソナルトレーニングスタジオ
Up to date
代表トレーナー菅原です


この記事は前回の記事の続きです
まだご覧になっていない方は、前回記事からご覧ください

今回は過負荷の原理と可逆性の原理について掘り下げていきましょう


ウエイトトレーニング、スピードトレーニング、持久系トレーニングなど全てのトレーニングカテゴリーにおいてまず考えないといけない原理が過負荷の原理になります
要は、いつもよりも負荷が大きい、いつもよりキツい、いつもより頑張ることによって筋肉や心肺機能が高まります
また、過負荷にならず減負荷、つまり、いつもより負荷が小さい、いつもよりラク、いつもより頑張らないことによって筋肉や心肺機能は弱ってしまいます
このように負荷が減ったり、運動やトレーニングをやめてしまうと、筋肉や心肺機能が元に戻ってしまうことを可逆性の原理といいます


疲れるからなるべく動かない、階段を使わずにエレベーターやエスカレーターを使うという人は、確かに今はラクだし快適に生活できているかもしれませんが、どんどん疲れやすく体力が落ちた身体にしてしまっているリスクも考えないといけないでしょう
平均寿命が長くなる分、ラクした毎日の積み重ねが将来の自分を苦しめてしまうことにつながってしまいます
1年前には予想もできなかった先が見えない世界に変わってきていますが、身体機能については今からの生活を変えることで、明るい未来に変えることができます


過負荷になっているかどうかを考える時は、重さや回数だけではなく、関節の可動域と呼ばれるトレーニング時の動きの大きさ、トレーニングを行うスピードや休憩時間の長さなども考えると良いでしょう


ウエイトトレーニングでは、回数を一定に固定して、重さを増やす方法が最もポピュラーな方法ですが、外出自粛が続き、家トレを考えている人にとってはあまり参考になりません
自体重のトレーニングでは8カウントまたは4カウントかけてゆっくり行ったり、なるべく素早く行ったりすることで、身体が負荷に慣れることなく効果を出すことが可能です
重りを用いるトレーニングよりも回数を多く行わないと過負荷になりづらいですが、高回数で行うトレーニングは血管が増えることで、筋肉が落ちにくく弱くなりづらいというメリットもあります

まとめ
筋肉や心肺などの身体機能は鍛えれば強くなりますが、何もしないと元に戻ってしまいます
外出が減り、運動機会が減ってしまうと以前よりも体力が衰えてしまいます
今ではたくさんのトレーニング動画がインターネットで見ることができるので、そういった動画を参考にするのも良いと思います
いつもより少しキツいくらいを目安に身体を動かしてみましょう
最後までご覧いただきありがとうございました!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?