「性交渉よりも奥深いんだけど、愛というにはなんかしっくりこない」
とあるコミニティで連載していたのですが、 noteでも連載してみます。
「浦野視点:不思議映画談義」の会です。
第1回のテーマはこちらです。 「性交渉よりも奥深いんだけど、愛というにはなんかしっくりこない」 すでに、不思議ですね。
僕は、何言ってるのか、よくわかりませんと言われます。 僕の推測ですと、これは浦野という人間性を知っている所以なんだと思います。 僕に会ったことがある人と、会ったことがない人では、その言葉の受け取り方は変わっていきます。絵画もそうです。ゴッホの生い立ちを知って「ゴッホの自画像」を見るのと、知らないで見るのとでは、印象が違います。
今回の僕が羅列する言葉の伝達が浦野というフィルターを通ることは、不本意です。僕が発信した言葉は、一人歩きしていってほしい。 浴びた言葉たちを、あなたらしい感性で感じて欲しい。 そんな僕の願いを込めて。先に進みます。
さて、映画談義ということで、映画を題材にするのだと思われていることでしょう。 すみません。 今回は、朗読劇の原作本についてが題材です。
単純に面白かったので感想です。 坂元裕二さんです。森口瑤子さんが配偶者なんですね。今ウィキペリアで見て知りました。博子さんでないですよ。瑤子さんです。
タイトルは『初恋と不倫』です。
朗読劇自体は先週くらいに終わったばかりです。僕は朗読劇の方は見ていないです。 原作本を下北沢のとある本屋で発見し読みました。 あれ、今ウェブサイトを見たら劇の演出補佐が知り合いだ。気付かなかった。
さて、この本ですが、初恋と不倫の二つの物語です。 男と女が出てきます。二人の関係の話です。 実はこの本の感想が、 「性交渉よりも奥深いんだけど、愛というにはなんかしっくりこない」でした。 ドユコト? 思い浮かべてみてください。この感覚どうしても言葉にできないんですよね
。 宇多田ヒカルさんの「one last kiss」の歌詞の中の oh oh oh oh oh ♪ とまさに置き換えたい感覚。
谷崎潤一郎氏の『春琴抄』で、春琴のために目を突き刺す佐助による SMの極地のような領域。
人と人の関係の距離による思いの馳せだけでもない。 人と人の関係の距離がフィジカルの摩擦による脳を刺激でもない。 どの言葉を選んでも広義で、しっくりこないんです。
ただ、高揚と、ときめくんです。虹を掴んだようなニュアンスだと伝えてみる。
まったく伝わらないですよね。 でも気になりませんか? 「性交渉よりも奥深いんだけど、愛というにはなんかしっくりこない」 って。 なので、ぜひご興味のある方は読んでみてください! すみません。
朗読劇は終わってしまいました。
(仲野太賀さん×土屋太鳳さんの会みたかったです。) 次回につづく。
http://www.sakamotoroudoku.com/
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