PFC.30を終えて...

遅くなりましたが、7月23日のPFC.30を終えた総括です。

今大会は第1部アマチュア、第2部をプロとし、二部制で大会を開催しました。

PODアリーナでの二部制は初の試みであり、どうなるのかは全て想像でプランを立てて、後はやってみなければ分からない状況でした。

結果、想像通りのことで収まりましたが、やはり、うちのスタッフ達のチームワーク、働きぶりが素晴らしいことで大会はスムーズに進みました。

本当にうちのスタッフ達は優秀で助かります。皆が居るから、選手達が輝けるんです。私は何時も心の中で、選手はもとより、先ずはスタッフの皆さんに感謝しております。

第1部のアマチュアは16試合行いました。MMAだけではなく、キックボクシングの試合や、ボクシングの試合も行いました。段々とストライキング、打撃の試合も多く組めるようになって来ました。

現在、RIZINしかりONEしかり、MMA団体の中で打撃系の試合を組むことがもう珍しくなくなって来ておりますので、この流れは必然でしょう。MMAも打撃系、特にキックは力を集結した方が他の大会に対抗しやすい傾向もあります。

Fighting NEXUSさんなんかは、キックだけの別ブランドを作ると言ってるし、MMA団体がキックをやる流れは確実に来ているよね。逆にキック団体がMMAやることは殆無いけど。。。

PFCを観に来た時に格闘技を観に来るってのは、そこで総合格闘技をはじめ色んな格闘技を見れる楽しみもあって良いと思う。私なんかラーメン屋行って、色んなラーメンあったら全部一回食べて見るもんねw

アマチュアは試合内容はバラバラ、でもビギナー、アドバンス皆それぞれがそれぞれ頑張ってて、直ぐにでもプロに慣れそうな選手から、レベルは低くても気持ちが見えてついつい微笑ましくなっちゃう試合やら、なんやら本当に色々な試合と選手のキャラが楽しめて私は自画自賛だけど、良い大会だったと思う。まぁ、毎回記録は更新しているんだけどね。また、そうしたいと願ってやってる。それに、スタッフも、選手達も応えてくれている感じだ。

前々回の大会くらいから、勝者だけバックヤードでインタビューを撮っているけど、これは昔やってた事を復活させたんだけど、やっぱいいね。最近は映像スタッフ頑張ってくれてるからまたやれるようになった。選手達もプチ上がるんじゃないだろうか。

LIVE配信とは別に後に良い映像とアングルでカッチョ良く編集された動画もアップされる。出場する全ての選手達がこの日ばかりは皆ヒーローであるからね。格闘技ってはたから見たら恐いもの、それを日々努力して今日という日だけは皆が披露出来る最高の場である。身近な周りのプチローカルヒーローが誕生するのである。

私はそれを観るのが好きだし、それを作っていくことこそ、地域社会に貢献する格闘技の推進に繋がると信じているからだ。

まだ、全国的には勿論知られてはいない彼等を現在から見れる喜び、何れ化ける子も出てくるだろうし、既にローカルで地域社会で活躍する子も居る。
人生は一回だけ、儚い一度の人生を少しだけでも、光ることが出来たら何かの影響力が生まれる可能性がある。

人の本質は光だと私は思っている。誰でも光がある。魂の輝きのようなものだが、その光を観る為、気づかせる為、更に輝かせる為、私は彼等に現在ココからスポットライトを浴びさせるのである。

大会に出場する選手達は本当に皆、良い顔に成る。キラキラして艶が出て来る。そんなキラキラした彼等の姿を見た仲間達もまたニコニコ、キラキラして行く。私はそんな姿を大会で観るのが好きだ。

大きな大会ではないけど、そこには確実に社会に必要なニーズを感じている。

プロの試合もそう。皆、多かれ、少なかれ、何かを背負っていたりして、アマチュアよりも更にドラマチックであり、共鳴出来ることがあり、心酔して行く魅力がある。レベルも内容もそうだが、彼等一人ひとりの光が人を魅了して行くのである。

人はその人にしか、影響を与えられない人がいるから、私はどんなスモールビジネスの大会でも、その人が光を放つなら、大会を運営し続けたいと思っている。夢を売る商売をずっとやって来た私は、人の持つ力を信じている。そして、知っている。知らされて来た。どんな人でも必ずお役があって輝ける場所がある。

私達は格闘技を通じて人生の縮図を感じている。そして、ヒントや力に変えて、また現在を生きて行く。刺激的な何かに人は共感し、感動し、原動力を得る。私はこの格闘技と言うパンツ一丁で戦うファイター達を観るのが好きだし、夢を創ることが好きだ。

引退してもう随分と経つが、自分が現役時代にこんなイベントがあったら、こんなジムがあったら、こんな指導者や良き理解者がいたら良かったなと思える存在を目指して、日々新しい夢と目標に向かって裏方をやっている。

今大会プロの試合が7試合も組めた。コロナ禍になった3年半、本当に苦しかった。久々のボリュームであり、やっとPFCの熱が戻って来た感がある。
過去の大会と比べても熱量は1、2を争うくらいの熱量だったようにも思う。

本当にまたローカルからでも本格的な格闘技イベントが開催出来る喜びは感無量である。
第0試合、NEXUSプロ昇格リマッチを征したスカーフィスト塩谷選手のFighting NEXUSプロデビュー戦は10月15日の横須賀大会に決定しました。
夢の扉を開いた彼の次の光を輝かせる場所です。

第1試合~メインまでの試合もどれも素晴らしかった。
内容などはLIVEのアーカイブや今後アップする動画を楽しみにして貰って、ココでは長くなるから遠慮するけど、選手達に言いたいことだけ言うと、人生をかけて戦うって大変だけど、格闘技は勝てば天国負ければ地獄と落差が大きく大変だけど、敗けた人はクヨクヨしないで、また頑張って欲しい。

頑張ってれば必ずまた良い機会、チャンスは巡って来るし、私も創りますから、大きな大会だと直ぐにチャンスを作ってくれることは難しいかも知れないけど、うちみたいなど・ローカルの大会、小さな大会では何だって出来る。小回りが利くから、気持ちを伝えて貰えさえしたら全力で応援します。

だって、私はローカルから本格派を目指しているから。
PFCのキャッチコピーは「ローカルだけど本格派」、「北海道から世界へ、世界を北海道に」だ。だから、選手の皆さん何でも相談して欲しい。

プロもアマも皆が何回失敗しても、何回でも成功するチャンスを創るから、クヨクヨ立ち止まらないで、前や上を見て、日々貴方にしか出来ない格闘技の夢を創造してって下さい。

チャンスの女神は頑張っている人にしか来ません。
以上、PFCがエンジンがかかって来たなぁと言った感想です。
まだまだ行きますよ。これから本気出して行きます。あい~や

PFC.30第1部アマチュア集合写真
PFC.30第2部プロ集合写真

PFC.30ハイライトはこちらのフェイスブックページに掲載しております。
https://www.facebook.com/media/set/?set=a.656209173201399&type=3
自分の好きな写真を取ってっていいですよ。但し、PFCのタグ付けたり、PFCのサイト宣伝https://www.p4pfc.com/したり、PFCの宣伝もして下さいね。

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