“ロック・アゲインスト・レイシズム”に迫った音楽ドキュメンタリー『白い暴動』映画館休館による<緊急>オンライン上映
アップリンク吉祥寺でも上映予定の『白い暴動』。4月3日に劇場公開を迎えた本作は、新型コロナウイルス感染拡大と緊急事態宣言発出により、全国の上映劇場が休館し、作品の鑑賞が難しくなりました。事態を受けて、アップリンクが運営するオンライン映画館「アップリンク・クラウド」にて緊急オンライン上映がはじまりました。5月15日までの期間限定となっておりますので、是非ご覧ください。
鳴らせ、闘いの音楽を──
経済破綻状態にあった1970年代のイギリス。市民が抱く不安と不満は、第二次大戦後に増加した移民たちへ転嫁されていった。街は暴力であふれかえり、黒人やアジア人が襲われた。そんな中、レッド・ソーンダズを中心に数人の仲間たちで発足された“ロック・アゲインスト・レイシズム” 略称RARは、差別の撤廃を主張し、雑誌を自費出版して抗議活動を始め、やがてザ・クラッシュをはじめ、トム・ロビンソン、スティール・パルス等の音楽と結びつき、支持されていく。1978年4月30日にはRARが決行した約10万人による大規模なデモ行進と音楽フェスが開催された。わずかな若者たちから始まり、時代を動かす程の運動へと拡がった若者たちの闘いに、当時の貴重なアーカイブと本人たちへのインタビュー、彼らに賛同したアーティストたちの圧巻のパフォーマンスで迫る。
『白い暴動』(2019年 / イギリス / 英語 / 原題 WHITE RIOT)
監督&編集:ルビカ・シャー
出演:レッド・ソーンダズ、ロジャー・ハドル、ケイト・ウェブ、ザ・クラッシュ、トム・ロビンソン、シャム69、スティール・パルス
エグゼクティブプロデューサー:ポール・アシュトン
プロデューサー:エド・ギブス
音楽:コニー・ファー(ティンクシンク)、アスリング・ブラウワー
録音&再録音ミキサー:ダン・ウェインバーグ
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