身近な宇宙よ、永遠に
先日、つい「お月見」をし忘れてしまった。
お月見なんて風習、いつまで存続可能か?分からないのに、もったいない事をした。
昔、当たり前に見ていた、天の河や星座達が、いつの間にか、夜空から消えてしまったように、月だって見えなくなる日が来ても不思議じゃない。
我々が無分別に科学分明を進めた結果、地上に光が溢れ、大気も汚れ、星が見えなくなったのだから、毎年夜空に月を探し、月見をする事で、我々が、自然環境ばかりか、天体にまで害を与えないよう、自らを、戒める為に、
毎年キチンと団子を喰いながら、茶を飲んで隣の天体に想いを馳せよう。
「お月見」とは実に深い風習なのかもしれない。
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