冬眠代行のススメ

食糧難や、気候の乱れから、冬眠出来ず、街中に出現する「アーバンベア」が、近頃、話題になっています。

彼等も好きで、冬眠せず起きている訳じゃない筈だ。本来の自然のリズムで生活した方が、快適だろう。

そんな彼らの代わりって訳じゃないけど、僕は今週末に「冬眠」にチャレンジしました。

 僕の勤める会社の冬季休業は12連休だったので、正月気分に浮かれ毎日、出歩いていたら、出費が、かさみ、給料日前の週末に遊び歩く軍資金が足りず、おとなしく「巣籠り」して、給料日を待つのが、無難だと、判断し、そう過ごした。そんな僕の「金欠冬眠」は、自業自得だけど、

熊は本来、冬になって体温が下がる事で代謝が落ちる事が、きっかけとなり、冬眠に入るのだが、近年の温暖化の影響で、そのリズムが狂ってしまった為、冬眠できないらしいです。

その温暖化を招いたのは、我々人間だから、熊達は、被害者なのに、各地で猟友会が結成され「害獣退治」と称し、被害者の彼らに、更なる加害を行おうとしている。野生の熊が絶滅危惧種に成るのも時間の問題でしょうね。地上で最も凶悪な我々に睨まれてはね。

「害獣」とは、なんて空疎な言葉だろう?地球レベルで見たら、環境を汚し、他の種を滅し・・・と悪行三昧の我々の方が、よほど「害」ですよね。「悪の敵は善」ってロジックで事態を捉えれば、「害の敵は無害」だから、も少しおおらかに事態を捉えてあげたい気がする。

発電・戦争とヒトの日常が、この星の・我々の未来の負担・負荷に成るのだから、熊達の代わりに我々こそ冬眠した方が良いだろう。

たとえば、一年間に○月間以上は、全ての産業を休止し、生産・消費を行わない期間を設けてみたら、世界の寿命は、大幅に延びるに違いない。また、我々が汚した自然も、少しは回復するかもしれない。

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