マガジンのカバー画像

世界という現象

29
我々が普段「世界」と呼んでいるものは、確固たる物質存在ではなく、我々の「多数決」的な認識で、その姿は変化する、という流動的な側面を持っているという視点で捉えた世界像を描いたエッセ…
運営しているクリエイター

2017年1月の記事一覧

世界の消失

初売りの福袋にマフラーが入っていた。

普段マフラーを使う習慣が無いので、

首に巻いていると、首が気になって仕方がない。

ついでに、「首」について少し考えてみた、

首ってなかなか不思議な部位だ、

不思議ではあるが、特に「必要・重要」ではない、何故なら「口と胃」「鼻と肺」が直結していれば必要無い筈だ。そんな生物も海にウジャウジャいる。

我々の祖先は、昔、太古の海をただ波に漂うだけの存在だっ

もっとみる

「世界」という病症

調べ物が有って、ネットを見ていたら、

「ネットで拾えるような情報は、流言飛語が多く、信頼性に欠ける」という趣旨の記事が有った。さて、困ったぞ。その記事の通りなら、

その記事自体も、眉唾だから、「ネットは信頼出来ない」という情報も信頼できないって事になるから、ネット記事は信用して良いんでしょ?

あ~ややこしい。綺麗なくらい、見事に、情報に踊らされてしまった。

現代は、「情報化社会」である等と

もっとみる

「世界」という謎

新しく買った目覚まし時計のアラームが大き過ぎて、困ってます。

「音が聞こえる」 という現象は不思議な事だと思う。

世界は、様々な「音」に溢れている様に感じるが、本当だろうか?

「風の音」「波の音」「雨の音」それらは、本当に「世界に」存在している?

「音」は、音波と呼ばれる振動が、耳の奥の鼓膜を振動させた事を脳が感知して「聞こえる」訳だ。

鼓膜が音の「発生源」なら、「音が聞こえるという現象

もっとみる