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第31回「子供から大人までが気軽にクリエイティブを体験できるコンテンツ」

UPGRADE with TOKYO 第31回(テーマ「子供から大人までが気軽にクリエイティブを体験できるコンテンツ」)を開催しました

東京都が抱えるさまざまな課題の解決に向け、これまでにない製品・サービスをスタートアップ企業が紹介するピッチイベント「UPGRADE with TOKYO」が10月3日(火)に開催されました。
第31回目となる今回のテーマは「子供から大人までが気軽にクリエイティブを体験できるコンテンツ」。
メタバースやバーチャルキャラクター、3Dホログラムなどの技術を有した企業5社がピッチに臨み、NFTを活用した次世代メタバース上の“グローバル文化都市トーキョー”上で様々な事業を展開するMetaTokyo株式会社が優勝しました。

アートとデジタルテクノロジーを通じて、人々の創造性を社会に発揮するための活動拠点シビック・クリエイティブ・ベース東京[CCBT]の認知度向上を目指して

CCBTは、「Co-Creative Transformation of Tokyo ~ クリエイティブ×テクノロジーで東京をより良い都市に変える ~」をミッションに掲げ、市民がクリエイティブな体験を通じて、社会を変容させるアクションを起こすためのきっかけとなることを目指しています。
そのためにはより多くの方にCCBTの活動に興味・関心を持っていただくことが重要です。

そこで、本ピッチにおいては、CCBTの認知度を向上させるとともに、アートとデジタルテクノロジーの新たな世界を体感できるクリエイティブコンテンツを募集しました。

*CCBT:https://ccbt.rekibun.or.jp

■優勝社:エントリーNo.4 MetaTokyo株式会社
『みんなの作品をデジタルファッションにして世界のメタバースに拡げよう!』

優勝したMetaTokyo株式会社が提案したのは、「CCBT feat. Your Creativity in MetaTokyo(仮)」。次世代メタバース空間「Decentraland」内のグローバル文化都市「MetaTokyo」において、CCBT専用のクリエイティブ空間を構築し、誰もが参加できるクリエイティブイベントや、そこで製作されたデジタルファッションの展示等を行う取り組みです。
タブレットで描いたイラストがメタバース内のアバター用Tシャツとなったり、参加者の動きをトレースしてアバターのエモートとして利用したりと、個人のクリエイティブ活動を世界に発信することを目的としています。

本ピッチにおいては、CCBTの活動を多くの人に広めるための仕掛けがあるか、市民が単にアートを鑑賞するだけでなく自分でクリエイティブ活動に参加し、アートとデジタルテクノロジーを体感することができるか、という点が重視されました。

各社プレゼンの結果、メタバースコミュニティやSNS等を活用したPR施策と、Tシャツやエモートなどのデジタルファッションを自分で手軽に製作できるというコンセプトが今回のテーマへの高い親和性を持ち、実現性も併せ持った提案であると評価され、MetaTokyo株式会社が優勝しました。

■エントリーNo.1  REALITY XR cloud株式会社
『「人がいるメタバース、REALITY」。すべての人がクリエイティブ体験を。』
REALITY XR cloud株式会社は、自社が提供する全世界1,000万DL超のメタバースアプリ「REALITY」を活用したワークショップや、そこで作成した作品等のメタバース展示会を提案しました。

■エントリーNo.2 Vma plus株式会社
『Virtual Society 1.0に向けたMultiverse Solution の展開』
Vma plus株式会社は、自社が提供するメタバース「Vma plus Station」を活用した多様なイベントの開催を提案しました。

■エントリーNo.3 株式会社Pictoria
『みんなで創り、育てる CCBTのAITuber』
株式会社Pictoriaは、CCBTをモチーフとした「AITuber(生成AIを活用したバーチャルYoutuber)」製作イベントと、そこで生まれたキャラクターを活かしたPR施策を提案しました。

■エントリーNo.5 株式会社ブライトヴォックス
『3Dクリエイターが生まれる文化創造』
株式会社ブライトヴォックスは、3Dコンテンツ製作体験会や3D作品アワード等のイベントを開催し、そこで集まったデジタル作品を独自の3Dホログラム技術で立体展示するソリューションを提案しました。

今回のピッチイベントは、市民が主体的にクリエイティブ活動に参加できる機会を創出させつつ、CCBTの認知度向上へとつなげていくというコンセプト・ドリブンソリューションということで、各社の創造性が問われるテーマでしたが、実に多様な提案がなされました。CCBTのさらなる発展と、本ピッチに参加した各社がさまざまな領域でさらに躍進することを期待します。

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