本格始動から約1年!社内UI/UXデザイナーの取り組みの試行錯誤プロセス - ユーザインタビューと素材集め編 -
こんにちは!さとです。
(これまでの3回はAIについての記事を投稿してきました。)
今回は弊社のUI/UXデザイナーとしての取り組みについて、ご紹介したいです!
実は私たちのチームが内製化したのは、ほんの一年前のお話。
本ブログも書いているハラちゃんと私さとは、現在の株式会社アップガレージグループがIT部(元クルーバー ZERO TO ONE事業部)と一社化してから初めての社員でした。
こんなタイミングで入社したことは、ある意味挑戦であり、幸運だったと思います。(おかげでたくさんのことに挑戦させていただけています。😭)
日々試行錯誤しながら、社内初のUI/UXデザイナーとして外部講師の方に日々学びを得ながら、取り組みを始めています。
1. ユーザインタビューをする
目的
事業理解
前提知識向上
ちなみに、今回の大きなきっかけは「AI活用のプロンプトの確からしさを知る」ためでした。
インタビュー内容(一部抜粋)
—— UPGのお客様が好む車はどんなものですか?
菊地さん スポーツカーやミニバン系が多いです。例えば、「86」や「AE」、それからスバルの「WRX」や「インプレッサ」が好きな方が多い印象です。スバルは「走り」にこだわっている車が多いという印象があります。特に四輪駆動の性能や、安定感のある走りが魅力的です。
さと なるほど。Chat GPTやネットで上がってくる人気車種は、定番なものが多く、全然知らない車種ばかりです!
菊地さん 日産の「シルビア」や「スカイライン(GT-R)」、そして「GT-R」も人気です。これらもスポーツカーとして人気が高くて、走る楽しさを追求した車だと思います。「ワイルド・スピード」シリーズにはよく登場する車種が多いですし、「イニシャルD」も非常に有名です。そういった作品で見ることでさらに興味を持つこともあります。90年代のスポーツカーはデザインも性能も魅力的なモデルが多いと思います。
さと ワイスピ!知っています!車のイメージよりはアクションムービーというイメージでしたが、車確かにたくさん出てきますね。(検索でまとめサイトを見ながら操作)
—— どうすればAIで合うものが出てくるでしょうか?
菊地さん 制作物に使うパーツをAIで探す場合、まず検索ボックスに「車種名+カスタム」というキーワードを入力する方法が効果的だと思います。たとえば、「86 カスタム」や「WRX カスタム」など、具体的な車種名とカスタムを組み合わせて検索を行うと、該当するパーツが見つかりやすくなります!
はら・さと パーツに合わせて最適な車種がありそうですね、あまりそこの意識がなかったです。勉強になります。
菊地さん あとは、カスタムパーツメーカーの公式サイトやオンラインショップの画像を参照することで、部品に対応する車種や適合情報を確認できます。おそらく、目的に合ったパーツを効率よく見つけることができると思います!AIを活用する際も、このような検索方法や情報源を組み合わせると、より的確な結果が出るかも。
はら・さと 確かに。「なぜこの車種を使っているのか」考えて、各メーカーさんもサンプル画像を出している。
—— 実際UPG店舗の様子は?
菊地さん ここまでディープな方の好きなイメージをお話ししてきましたが、意外にもお客様層は多種多様です。だからデザインであれば、ライト層にもディープ層にもどちらにもわかりやすい汎用性が結論求められるかも。(キャンペーンなど特に)
さと 販促物やキャンペーン内容に合わせて見せ方を変えると良さそう…全国キャンペーンなどは比較的ライト層の方もターゲットになるので、あまりディープすぎるデザインをしない方がいいかもしれないですね。
—— 使っているアプリやサービスなどありますか?
菊地さん よく使うのはヤフオクやメルカリですかね。もしくはアップガレージを利用します!社員なので!(笑)基本的には車種や型式で探せるサービスが便利だと感じます。うちのお客様は比較的車種や型式についての知識が多いので、そのままダイレクトに欲しいものを検索してしまうことが多いかもしれないです。
はら・さと さすが!アップガレージ社員!なるほど車種や型式で最初から絞り込む方が欲しいものがすぐに見つかりますよね。サイトの改善に取り込みたい内容…🧐
—— 現在のアップガレージサイトで改善して欲しいことなどありますか?
菊地さん いくつか気になる点がありますね。まず、ナビゲーションが見づらいというところ。スクロール中心の設計なので、目的の情報にたどり着くのに手間がかかることがあります。ページをダイレクトに選択できないのも不便。特定のカテゴリやページに直接アクセスできれば、もっと効率よく探せるのにと思うことがあります。
はら たしかに、直感的な操作が求められますね。利用者が特に困っていそうなポイントは他にありますか?
菊地さん 特定のパーツを探している人や、新しいアイテムを見たい人には、フィルタリングやソート機能が不十分。新着情報を簡単にチェックできる仕組みがあればいいと思います。カートボタンの配置にも改善の余地があると思う。ページを上にスクロールしたときにカートボタンが常に見えるようにしてもらえると、購入手続きがもっとスムーズになるのではないでしょうか。
さと カートボタンの見やすさは重要ですね。他パフォーマンス面では何か気になることがありますか?
菊地さん 都度読み込みが発生していることがサイト全体の動作を遅くしている気がします。ページ遷移や商品の表示に時間がかかると、少しストレスを感じることがありますね。
はら・さと ありがとうございます。全体的に、操作性やパフォーマンス改善が求められているという印象…😕 貴重なお話、ありがとうございました!
菊地さん こちらこそ、ありがとうございました!
インタビューを行ってみての反省と感想
「どうしてその車種が好きなのか?」ともっと具体的なことまで深掘りができるとよかった。
インタビュワーとして質問の仕方は非常に大切です。まだまだ深掘りできる点が多かった。「なぜ?」に関わる部分は根幹だったりするので。もっと修行ですね。💪
プロンプトを入力する前に聞いておくべきだったというくらいに有益な情報だった。
車というものに対して知識がなかったからこそ、好きな人の意見をヒアリングすることでより解像度が上がりました。これは絶対にデザインの制作物に影響します!改めて制作前の背景を知ることの重要性を感じました。できれば毎案件インタビューをしたい。
2. 店舗へ行って素材集め
素材集めもデザイナーの大事なお仕事の一つ!
実は私たちデザイナーチーム、日々デザイン業務を行なっていて、素材がなく素材集めに時間がかかっているという問題を抱えていました。
ネット素材だと限界がある!なら!店舗に行って撮ってくるのが早い!という結果に。
素材収集の理由
日々の業務で素材不足が課題となっているため。
HOW TO
店舗に行って写真を撮る!!
業務時間で店舗ヘルプというのがあるので、行ってきました!(体力あります!)
実際に行った様子
自分たちの作業の様子の写真はないですが、こんな感じで・・・
素材はFigmaに落とし込んで、メンバーがいつでも使えるようにしています。
感じたこと
素材の撮影結構難しい
うちの商材は大きくて重いものが多いので、なかなか一人で写真を撮るのが難しい。ですが、いいものが取れると達成感があります。
店舗の方の協力なくして結果あらず。
今回は事前に店舗の方に写真を撮りたい旨を伝えていました。
そのおかげで、店舗の方も協力的で写真を撮る時間を作ってくださりました。
素材集めは大変かなーと思っていましたが、意外と楽しくてスタッフさんとの話が弾みました。
コミュニケーションを取りながらのお仕事はやはり楽しいです。
せっかく集めた素材は今後のデザインに使用予定です。
ハラちゃんとインインも今後ヘルプ予定なのでまだまだ素材が集まる予感 ☺️
今日はこの辺で!
最後までお読みいただきありがとうございました!
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