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Meta&Googleの動き、広島の大学生が代表の企業が1,500万円を調達!

XRに関連するハードウェアやソフトウェア、サービスまで、アップフロンティアが気になった記事を紹介していく連載です!

Metaが次世代VRヘッドセット「Meta Quest 3」を2023年に発売予定

Metaの第3四半期決算報告書にて、2020年に発売した「Meta Quest 2」に続く、手頃な価格の一般ユーザー向け新モデルが2023年に登場することが判明した。

Metaの最高経営責任者(CEO)のMark Zuckerberg氏は、StratecheryのBen Thompson氏とのインタビューで、Quest 3の予想価格がQuest 2ヘッドセットと同水準になることを認めた。Zuckerberg氏は、「2022年ではないが、Quest 3がやがて登場するのは確かだ。価格は300~500ドル(約4万5000円~7万5000円)の範囲に収まるだろう」と述べている。
同社によるVRヘッドセット発表の前例を参考にするなら、この新製品が発表される場は2023年秋の「Meta Connect」カンファレンスになるとみられる。


GoogleがARデバイスのプロトタイプテストをカナダでも 11月から開始!

Googleは、開発中であるARデバイスのプロトタイプテストをアメリカで2022年8月より公式に開始していました。この範囲を11月にカナダまで拡大します。

Googleは公式ブログにて、「2022年8月から、公共のスペースで、ARデバイスのプロトタイプのテストを開始する」ことを発表していました
検証されるARデバイスは「普通のメガネのような外見で、レンズ部分にディスプレイ、またマイクとカメラのような、オーディオとビジュアルのセンサーを備えています」と述べています。このデバイスでは写真や動画の撮影は行えず、あくまでナビゲーションや翻訳のために用いると説明しています。
プライバシーに十分配慮しており、テストは公共の場で実施されますが、学校、政府の建物、医療施設、礼拝所、社会福祉施設、子供向けの場所(学校や遊び場など)を避けて実施するようです。


広島の大学生が代表のVRゲーム開発スタートアップGinoが1,500万円を調達

VRゲームの開発・販売を目指す株式会社Ginoは1,500万円の資金調達を実施しました。株式会社Ginoは2022年9月に広島大学の学生を中心に創業したスタートアップ企業です。得られた資金は、VRゲーム開発を目的とした体制強化に充てられます。

株式会社Ginoは「世界中から愛されるVRゲームを世に送り出す」をミッションに掲げ、広島大学4年生である北尾氏が代表取締役社長を務めています。
北尾氏は大学1年生の夏からVRゲーム開発を開始して、Unreal Engineエンジニアとしてのインターンを経て、同社を設立しました。公式YouTubeでは開発過程の一部を発信しています。

本調達に際し、北尾氏は「僕たちのような小さなスタートアップが、今後大きくなるVRゲーム市場のど真ん中に食い込むためには今がラストチャンスだと考え、起業を決めました。まずはこの資金を使って世界中から愛されるVRゲームを提供するというビジョンを達成するための体制を固めていきたいと思います」とコメントしています。


今年から来年にかけてMetaやGoogle、Appleといった大企業がハードウェアを牽引していきつつ、ソフトウェアは大学生のスタートアップ企業も参入して様々な動きが出てきています。これだけの動きがあるというのはインターネットやアプリの黎明期のようでワクワクしますね!
アップフロンティアもQuest Pro最新のXRコントローラーを購入して、研究を進めています!

アップフロンティア株式会社では、一緒に働いてくれる仲間を随時、募集しています。 興味がある!一緒に働いてみたい!という方は下記よりご応募お待ちしております。


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