XR業界でのAI活用事例紹介 AIの進化はXR業界にも追い風か!?
先々週はChatGPT(GPT-4)をはじめとするAIに関するさまざまな技術がリリースされ話題になっていますね。(ChatGPTを知らない方はまとめ記事を参照下さい。GIZMODE様 まとめ記事、東洋経済オンライン様 レビュー記事)
そんなAIがXR業界でも活用されています。
おもしろいアイデアや開発の効率化に繋がりそうな内容など様々な試みがされているので、いくつかご紹介します。
3DキャラクターがAIで喋る「バーチャルエージェント」開発
ChatGPT(AI) + 3Dモデル + 音声認識 + 音声読み上げを活用して、バーチャルエージェントを開発した事例です。
開発者はうえぞう@うな技研代表(@uezochan)さんです。
ユーザーが話しかけると自然な返答内容をChatGPTで生成して、バーチャルエージェントがその内容を喋ってくれます。
ゲームのキャラクターは事前に決められた内容しか喋ることができませんが、この技術が進化したら自然に会話することが可能になるかもしれませんね。3Dモデルを作っている方たちは好きな見た目、声で作ったキャラと会話できると考えると夢があります!
Tipsがこちらに公開されているので、興味ある方はご参照ください。
作ってほしいシェーダーをAIが自動生成
Unity Japan が紹介している機能です。
生成してほしいシェーダーの要件を記載すると、要件通りのシェーダーをChatGPTが生成してくれます!
この技術があればシェーダーは少しもわからないよという人たちでもシェーダーの実装が可能になります。まだまだ課題はあるようですが、開発の効率化にも繋がりそうなので、ぜひ実用化されて欲しい技術ですね。
GitHub上に本プロジェクトが公開されているので、興味のある方はぜひお試しください!
3Dの建物や物体はテキスト入力で自動生成
生成したい建物、物体のテキストを入力で自動生成できる「Text To Space」というツールです。チャエン| Web3.0×海外テック×AI(@masahirochaen)さんの紹介動画が分かりやすく、テキストで記載した内容のメタバース空間が短時間で作られています。
仮想空間がテキストのみで生成されていく様子は衝撃的です!このような技術が実用化されれば、XR業界参入へのハードルが低くなっていきますね。
ベータ版を利用するためにはこちらに登録して、順番待ちが必要なようです。
すぐに利用できるわけではないので、少しでも気になるようであれば登録だけでもしておいた方が良さそうですね。
おわりに
XR領域でのAI活用事例は如何だったでしょうか?
実用にはまだまだトライ&エラーが必要かもしれませんが、XR業界が更に盛り上がっていくような取り組みがありとてもワクワクします!
アップフロンティアでもChat GPTをはじめとする生成AIに関する研究会を開いており、社内で理解を深める活動をしています。今後のXR開発で役立てられることは試していきつつ、引き続きよい気付きがあれば発信していきます。
アップフロンティア株式会社では、一緒に働いてくれる仲間を随時、募集しています。 興味がある!一緒に働いてみたい!という方は下記よりご応募お待ちしております。
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