【UPF大阪 控訴審裁判】府議会「関係断絶」決議 UPFの控訴を棄却 | 大阪高裁
大阪府議会が2022年12月、世界平和統一家庭連合(家庭連合=旧統一教会)とその友好団体(関連団体)に対し、「旧統一教会などの悪質な活動とは一線を画する」などと決議したことは請願権の侵害であるとともに、特定の宗教団体の信仰を理由にした差別だとして、一般社団法人UPF大阪が同決議の取り消しと慰謝料などを求めていた裁判の控訴審で、大阪高裁は10月2日、1審判決を支持、控訴を棄却しました。UPF大阪は上告する方針です。
UPF-Japanとしては、一審よりもむしろ後退した判決であり、大変遺憾に思っています。裁判所は、地方議会の自律性を言い訳にして司法審査を避け、行政や議会などの権力による人権侵害から市民を守るという、自らに期待された使命を放棄したと言えるのではないでしょうか。