ICRF日本委員会巡回講演会|広島大会「信教の自由は民主主義の基礎」 UPF-Japan大塚克己議長が基調講演
「日本の信教の自由と民主主義の危機」をテーマに、国際宗教自由連合(ICRF)日本委員会主催の巡回講演会が12月6日から全国4カ都市で開催されました。皮切りとなる6日の広島大会では、ICRF-Japanの理事を務める大塚克己UPF-Japan議長が基調講演を行い、現在、日本で危機にさらされている信教の自由と民主主義の関係について述べました。
講演の一部を紹介します。
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自由というものは無償で手に入るものではありません。信教の自由、人権というものは大変高価なものです。これを勝ち取るために、これまで何千、何万の人たちが多くの苦しみを味わってきたかに思いを馳せなければなりません。
その信教の自由を保障するものとして、ベースに築かれてきたものが民主主義ではないでしょうか。
「人権」「自由」などの民主主義の原理がありますが、「信じる自由」「信仰を話す自由」「礼拝する自由」「信仰を教える自由」「印刷し出版する自由」「集会場所の自由」「献金の自由」などの信教の自由の基礎となるものは、それぞれ「思想信条の自由」「言論の自由」「集会の自由」「教育の自由」「出版の自由」「所有の自由」「経済活動の自由」といった民主主義の基礎となるものです。
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広島大会のほかに、東京(12月8日)、名古屋(12月9日)、福岡(12月10日)の4カ都市で開催。メイン会場となった東京大会の様子は以下のリンクから視聴していただけます。