見出し画像

組織の生産性を高めスケールを加速させるUbie Pharma Innovation Opsと、その立場から見えるUbieの将来性

Ubieの製薬事業のスケールを担う組織として2021年10月に設立されたUbie Pharma Innovation。その活動の裏側で、業務効率化や仕組み化を進めているのがUbie Pharma Innovation Opsチームです。Ubie Pharma Innovation Opsの仕事やチームの特徴について、メンバーである白久、オーウェンズ、市川が語ります。

白久千尋(Shachi)
沖縄工業高等専門学校 創造システム工学専攻卒業。医薬品開発業務受託機関にて臨床試験アソシエイト業務を行なった後、米国自動運転トラックベンチャーにて事業開発サポート・秘書業務を経験、美容プラットフォームでのWebディレクターを経て2021年12月にUbie Discoveryにジョイン。現在はUbie Pharma Innovationの組織開発を支援。

オーウェンズ智賀(Chika)
UCLA卒、大手セキュリティソリューション企業にて営業、グローバル医薬品開発業務受託機関でアライアンスマネージャーとして従事。2020年1月Ubie入社後、ユーザーサポート開発の支援、病院事業カスタマーサクセスを経て2021年10月からUbie Pharma Innovationの組織開発を支援。

市川あいか(Aikarin)
北里大学大学院薬学研究科薬科学専攻修士課程修了。外資系ヘルスケアソリューション企業にて、製薬企業へのCRMの導入、運用保守などのプロジェクトリードを経験。2021年11月にUbie株式会社入社後、製薬向け事業の事業開発オペレーションを担当。現在はUbie Pharma Innovationの組織開発を支援。

Ubie Pharma Innovation Opsが担う役割――属人化しない有機的なチーム

――はじめに、Ubie Pharma Innovation Opsとはどんなチームなのでしょうか。

Shachi:Ubie Pharma Innovation OpsはUbie Pharma Innovationの生産性を最大化させるためのチームです。Ubieでは、自身の強みを活かした仕組み化や生産性向上に向き合う人材を“Ops人材”と定義しており、Ubie Pharma Innovationでは私とChika、そしてAikarinがその役割を担っています。

Chika:Opsの仕事は単なるサポートにとどまりません。製薬企業との商談や事業拡大に挑むメンバーが自身の仕事に注力できるよう、その過程にあるタスクを仕組み化したり、先回りして準備を整えたりします。私たちがいることで事業・組織拡大のスピードが上がるとともに、より信頼や安定感のある企業として成長できると思います。

Aikarin:Ubie Pharma Innovationに限らず、Ubieのメンバーは全員ハイスキルかつインパクトのある仕事ができる人たちですが、得意な仕事の反面には苦手な仕事もあるんです。私たちはそんな彼らの周辺にある停滞を解消します。そして組織全体の潤滑油のように、摩擦なくみんなが働けるよう、物事が心地よく進むコミュニケーションにいつも意識を巡らせています。

Chika:アサーティブでありつつ愛がある対応が肝ですよね。Opsのメンバーは、伝えるべきことを相手が心地よく受け止められる言葉で伝えるのが得意かもしれません。

――Ubie Pharma InnovationはもともとUbie DiscoveryやUbie Customer Scienceから出向してきたメンバーで構成されているんですよね。Opsチームも出向メンバーで構成されているのでしょうか。

Shachi:はい、Ubie Pharma Innovationは他組織から出向してきた12名のメンバーで運営しており、現在はUbie Pharma Innovation専属メンバーの採用活動を続けています。その中で、Ubie Pharma Innovation創立時からOps人材としての役割を担ってきたのがChikaで、昨年11月ごろから私とAikarinが加わりました。

Chika:はじめはフローも基盤もないうちから商談が先行してどんどん決まっていって、なんとかミスや穴が生じないよう、必死で仕組み化を進めました。

Aikarin:セールスチームが優秀だからこそ成約も多く、うれしい一方で契約書締結などの業務も比例して増え続けて……という感じでしたよね。昨年のChikaは本当に多忙だった印象です。

Chika:二人が入ってからは急速に組織らしくなりましたね。一人ではすべてをカバーしきれず息切れしていたのですが、おかげでなんとか窮地を脱することができました。

Shachi:Chikaが基盤を作ってくれていたから、私たちはそれを整えただけだよ!(笑)

――互いの厚い信頼を感じますね。では、Opsチームの特徴を教えてください。

Chika:私たちは有機的に結びつくようなスタイルで働いていて、誰がタスクを進めても同じクオリティの仕事をアウトプットできる体制が整っています。人やタスクに対して担当を固定しているわけではなく、リソースの空いている人が流動的に対応するところが特徴です。

Shachi:Opsは属人化しないことで安定性を保っています。メンバーの不在によってフローが停滞する心配がありません。その点については、これから入社するメンバーの働きやすさにもつながるんじゃないかな。

――属人化しない組織やフローはどのように作っているのでしょうか。

Aikarin: 課題に対する『こうやっていきましょう』という指針は、その課題に知見の深い誰かがリードして作ります。その指針をみんなでブラッシュアップして、誰がやっても同じ結果が出るフローに落とし込んでいきます。

Chika:メンバーそれぞれのWillやCan……つまり得意分野があるからこそ成り立つチームワークなのかもしれません。Ubieではそれぞれ強みを活かして働くカルチャーが浸透しているので、メンバー同士が「この人に聞いたら最適解がわかる」という分野を把握しています。それをもとに互いのスキルを頼るので、スピードを落とさず課題を解決していくことができるんです。

Shachi:加えて、成功した事例やタスク、フローをできるだけ細かに明文化することを心がけています。ただ書き出すだけでも属人化を防ぐ効果がありますし、正確なステータスを残しておけば、その業務を知らない人でもタスクを引き継げます。

――なるほど。日頃の意識と組織のカルチャーが、Ubie Pharma Innovationの生産性向上の礎になっているわけですね……!

正確かつ迅速に、世界規模のスケールを目指したオペレーション最適化を目指す

――Ubie Pharma Innovation Opsで感じる難しさについて教えてください。

Aikarin:製薬業界は歴史ある大企業が大半を占める業界で、なおかつ私たちも彼らと共に患者さんの命や人生の一端を担うことになります。そのため、どんな小さなミスも見逃さず慎重に進めるということは、常に念頭に置いています。

Chika:正確さを求められるところは、Ubie Pharma Innovation Opsならではの難しさかもしれません。数字が正しいかという基本的なところはもちろん、フローの穴に対する再現性の有無などの検証についても、精密さとスピードが求められます。私たちが砦となって、主体的に課題を見つけながら正確かつ迅速に仕組み化を進める。そこがOpsの難しいところであり、同時にやりがいを感じるところでもありますね。

――Ubie Pharma Innovation Opsとして働いてきたなかで、印象的だったエピソードはありますか?

Aikarin:ある体調不良を感じていた方が、Ubie Pharma Innovationの疾患啓発のプロダクトを通じて受診行動を確認したことがきっかけで、手術が必要な病気であることがわかったケースがあります。

Ubie Pharma Innovationのお客さまは製薬企業ですが、その先にいる患者さんや原因不明の体調不良を抱える方の健康に対し、確かな価値を提供できていることをしみじみと実感しました。Ubie Pharma Innovation Opsは実務を通じたデリバリーを担う役割なので、こういった感動的な体験をする機会は多いと思います。

Chika:プロダクトの話が出たので付け加えたいことなのですが、私たちUbieが提供する『ユビーAI問診』をはじめとしたソリューションは、医師やMRの仕事を代替するものではありません。彼らが本来向き合うべき仕事の時間を確保するためのソリューションなんです。

医療業界の方々が必要な情報へスムーズにアクセスできるプラットフォームを提供することで、結果として患者さんと医師がきちんとコミュニケーションを取れたり、製薬企業が患者さんに対して適切な薬を届けたりできる未来を目指しています。

――なるほど。そういったUbieが目指す未来や将来性について、詳しく聞きたいです。

Chika:“ググる”代わりにユビーを使う世界では、人々を適切な医療へ案内することができる。そうすれば患者さんも病院も製薬業界も、ひいては医療の生産性向上を重要課題としている国も、みんなが“Win”になる。そのビジョンを聞いた当初は、なんて大きなスケールの話をしているんだと驚きましたが、このメンバーでしっかり設計していけば実現できるかもと思い、ゾクゾクしましたね。ちなみに私はそのビジネスモデルに惚れ込んで、Ubieに入社することを決めました。

Shachi: そのビジョンやビジネスモデルに加えて、Ubieには世界レベルで戦っていける組織設計の基盤もあります。スタートアップは組織拡大について課題を抱えるケースが多いのですが、始めからそれを見越した組織設計を作っていることがUbieの強みのひとつです。

候補者に伝えたい仲間のリアルな姿とUbie Pharma Innovation Opsの可能性

――Ubieに入社して、入社前のイメージとギャップを感じたことはありますか?

Aikarin:思っていたよりも喋りやすくて、人懐っこいメンバーが多かったことです(笑)。入社前は、錚々たる経歴のメンバーが集結した会社という印象が強く、私なんかが入って大丈夫だろうかと不安でしたが、実際はとてもフランクでなじみやすいチームでした。

Chika:そうそう、けっこうおしゃべり好きな人が多くて、Slack上も日々雑談で盛り上がります。遊び心を大切にする人が多いかもしれません。

Shachi:みんな仕事に対して真剣に向き合っているけれど、だからといってワーカホリックではないんですよね。ヘルシーな人間らしい生活を前提に、遊び心を忘れず働いています。

――入社して良かったと思うことは?

Chika:一般的な人事評価の枠組みから解放されることで、本来の“仕事“に向き合い、マインドフルな状態で働けるようになったことです。いわゆる一般的な企業の構造やヒエラルキーを否定しているわけではありません。ただ、そこから発生するしがらみや評価ファーストな価値観から生まれるストレスがないほうが働きやすいな、とUbieに入社して改めて感じました。

――今Ubie Pharma Innovation Opsのメンバーに加わるメリットを候補者に伝えるとしたら?

Chika:この環境下でAikarinとShachiと共に働けば、この先どんな企業に転職しても活躍できるスキルが身につきます!

Shachi:私もChikaとAikarin、二人のことを心から尊敬しています!……って、これただの惚気ですね!

一同:(笑)

Chika:冗談抜きにして、本当にいい環境だと思いますよ。ここまで築き上げた基盤があるうえで、自身の強みを活かした働き方をチューンナップできますから。やりたいと言えば、誰も止めない環境です。これから入る方には、どんどんUbie Pharma Innovationの業務オペレーションを作ってもらいたいです。

Shachi:あと、Ubie Pharma Innovationは組織開発に携われるフェーズの組織であることも魅力の一つとして挙げたいです。私自身、採用活動なども含め、ゼロから組織づくりに向き合える環境を楽しんでいます。

――では、Ubie Pharma Innovationでしか感じられない醍醐味はどんなところにありますか?

Aikarin:私は前職でも製薬企業と共に働いていて、製薬企業が抱える根本的な課題を解決できずに葛藤していた時期がありました。そこをUbie Pharma Innovationが提供するサービスで解決していけることに、心が躍ります。

あと、社会的にインパクトの大きい案件に携われることが純粋に楽しいです!誰も解決できなかった課題を解決するためのビジネスの一端を担えることがうれしくて、今はまるで冒険しているような気分です。

――素敵ですね!ちなみに、Ubie Pharma Innovationで働くために製薬業界のバックグラウンドは必須なのでしょうか?候補者に求めるものを教えてください。

Aikarin:いえ、私たちは偶然製薬業界に近いキャリアを経験したメンバーですが、それがマストというわけではありません。一方で医療・製薬業界を共に変えていこうという想いや、解決の難しい課題に粘り強く、ポジティブに向き合うマインドは必要です。

Chika:志の高い人に入ってほしいからこそ、面接は厳しいですということはお伝えしたいです。バックグラウンドを問わないことと、門が広いことはイコールではありません。私はよく「芸能プロダクションや有名な劇団に入るより難しいかもね」って伝えています。

Shachi:贅沢なわがままかもしれませんが、慎重に採用活動を進めるからこそ、これだけ優秀なメンバーが集う組織を維持できていると思います。これまでのキャリアや学歴などを理由に足踏みする必要はまったくありませんが、Ubieの行動指針やカルチャーにフィットする方をお待ちしています。

Ubie Pharma Innovationメンバーの働きやすさを多角的に見極め、事業拡大を支える堅牢な砦として活躍するOpsチーム。和気あいあいとしたコミュニケーションのなかで垣間見えるプロフェッショナリズムや想いは、『テクノロジーで人々を適切な医療に案内する』ゴールへとつながっています。Ubie Pharma Innovation Opsの仕事に興味を抱いた方は、下記より気軽にお問い合わせください。

UPC全体についての発信はこちらから是非ご覧ください。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?