自己紹介

株式会社ウパン代表取締役の守崎です。
私を含め２名+外注スタッフという、大変こじんまりとしたサイズ感の会社をやっております。

親族、友人、知人、合コンで会った人などに「何の仕事してるの？」と聞かれていまだに何と説明したらスマートなのかを模索中ですが、
主な業務内容は、アーティストのライブステージに設置されているLEDやプロジェクターに映し出す映像をひたすら作ることです。その他アニメーションMVをディレクションしています。



とは言え
「何の仕事してるの？」の質問はほんといつもドギマギしてしまって



「あの、ライブとかでアーティストの後ろのスクリーンに映ってるCGの映像を作ってるんだけど、、」



たいていの人が「？？？」の顔になります。


そのあと大体続けて言われるのが

「あ！ライブの現場でカメラの撮影とかしてる人？？★」ってキラキラした顔で言われるのですが

「いや、収録じゃなくて、アーティストの存在を引き立てるために演出する映像で、けっこう抽象的な映像もあるし具体的だったり、あと歌詞とかを動かすタイポグラフィも作るし、実写表現も使うからモーショングラフィックスだけには限定していなくて、とにかくアーティストの楽曲の世界観や音階やリズムに合わせて云々かんぬん、、」

って訂正し続けていると、だんだんと社交辞令で仕事の話題を振った相手方も面倒になって表情が曇り始めてくる頃合いで、、

今まで担当したアーティスト名を出すと、また相手方に笑顔が戻り


「ええすごい♪私もその人のライブ見たー！でも後ろの映像なんてあったっけ。●●（メンバー名）しか見てなかった」

なんて言われる始末でございます。


こんなやりとりをしていると、本当に自分の仕事って存在するのか？本当に私ってこの仕事でお金を頂いてるんだっけ、、？私の存在は、、、とどんどんとアイデンティティが崩壊していきます。。

うちの祖母は最終的に「アイドルの付き人」と完全に間違った方向で認識してました。





やっぱり、映像を見せたほうが早いのですよね。
ライブステージ演出に用いられる映像です。
例えばこちらのW-KEYAKI FES.2022は昨年弊社がディレクションを担当。
この時は正方形のLEDがいっぱいでした

こちらの7ORDERのライブもパフォーマンス+映像シンクの表現としてはとても分かりやすいでしょうか。
弊社担当のダンスリンク映像です。




20年近くやってる仕事なのに、なんて総称で伝えたらいいのか全く分からず。
なので、相手によって伝え方を変えることが多いのですが。


VJ のデカい版（VJ=ビジュアルジョッキーで伝わる人に限る）




ライブの背景映像で照明みたいな役割をしてる



ライブ・イベントのステージを演出するための映像を作る仕事です






もっと簡潔に言えないのでしょうか、、


とは言えライブ演出映像だけではないので

音楽に付随する映像コンテンツ制作

しばらくはこれがいいのか（なんか硬い気がする）



そして気がつけば会社も7期目。
正直に申し上げますと会社を作るなど当初は想定外でした。
30歳でフリーランスに転向し、その頃から稼ぎすぎてしまったことが原因で（ここで1発華麗に自慢をかます）
「税金高くなっちゃうから法人にしましょう」と税理士さんから言われるがままに会社設立したのがきっかけでございます。
担当するプロジェクトも、もう単独では対応が難しいので常駐スタッフと一緒に作り上げていきたくなった、というのも大きな理由でした。

それがまさか７年も続くとは思っていなかったので（知人にも５年続けばいい方じゃないって言われてたし）
今も経営なんて全く分かっていないというのが本音で、やっと最近になって「経営とは」「法人格とは、、」と分厚いビジネス書を読んだり考え出してきているところです。



というのももっぱら嘘で、正しくは「考えているフリをしている」のですが。

思考や計算で答えを出して動くことが大変苦手な社長ですので、ひたすら直感と思いつきで失敗したり成功したりを身で感じるしかない毎日です。
失敗失敗、さらに失敗、ちょっとだけ成功、平坦な道が続いて、、お！これは成功かも！！？など。

変化を続けたり停滞したり、喜びもあり、悲しい出来事もあり、苦痛もあり、間違いも失敗もあり。
常に正しい方向に進んでるとも思えないけれど、
結局「楽しいから」以外に物事を続けるモチベーションがないのですよね。
会社を続けているのもその手段の１つでしかない。
一緒にやる仲間、アーティスト、クライアント、ライブに足を運んでくださるお客様、人との繋がりを感じられる最高のお仕事としか言いようがないです。ちっさいクラブVJを初めてやった頃から20年以上たった今も本当に楽しくて仕方がないです。




仕事のこと、経営のこと、ライブ/コンサートのこと、そして映像や音楽、刺激を受けた書籍展示会、
独り言に近いnote記事となりますが、日々思うことをアップしていきたいなと考えております。




お堅い文章を書く気はさらさらありませんので、そこは優秀な弊社スタッフに任せたいと思います。


こっちが優秀なスタッフのnoteです。






https://note.com/ns_upaninc/n/nee24462ec6a9