うぱこ

中学生のころ、わたしはウーパールーパーになりたかった。 いつの間にか大人になって、今…

うぱこ

中学生のころ、わたしはウーパールーパーになりたかった。 いつの間にか大人になって、今は物を書く仕事をしています。 一応、まだアラサーの女です。

最近の記事

映画「窮鼠」は、2020年の倫理観を意識していたのではという話

 こんにちは、オタクです。「窮鼠はチーズの夢を見る」実写版映画を見てきました。  オタク的に言うと、忘れていたクソデカ感情が揺り起こされると、愛しさ通り越してマジで吐き気するんですね、って感じでした。原作を読んだあと数年かけてゆるやかに消化したはずものが突然胃の中でよみがえり、胸やけを起こしたみたいなワケわからん感情でぐずぐずになっています。さながら恭一に再び出会ってしまった今ヶ瀬のように。  実写ならではの良さだったり、演者や映像的な良いところもたくさんある一方で、気に

    • 90’sアニメソングへの憧憬

      #はじめて買ったCD は、the brilliant greenの「冷たい花」だ。 サブカルクソ女のはじまり  8㎝CDの細長い真っ白なジャケット。上に走り書きの英字がつづられた透明のフィルムを載せて、そのCDはパッケージングされていた。  それが、「冷たい花」の初回盤である。彩度の低いそのジャケットは、当時だいぶ、いや、めちゃくちゃオシャレに見えた。  私が「ブリグリ」を知ったのは、CDTVだかMステだかで偶然聴いた「冷たい花」があまりにもかっこよかったからで、T

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