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酒屋、イメチェンに悩む。

こんにちは。
JR 小出駅から徒歩1分、新潟県魚沼市にある酒屋「富士屋」の娘です。

私は今、悩んでいます。
というのも、母とよく間違われます。

メガネをかけて髪は一つ結び、身長も体型もあんまり変わりません。遠目から見たらほぼ一緒です。

なのでよく間違われたり、本当によく似てるねと言われることはしょっちゅう。おまけに声まで似ているようで電話口でもたまに間違えられます。

そういうお客様の反応自体はあまり気にしていなかったんですが(むしろ阿佐ヶ谷姉妹みたいで面白いかなと思っていた)、段々とそうも言ってられなくなってきました。

お客さんに気を遣わせてしまうことがあると気づいたからです。
まず、母と私を間違えてしまったお客さんから「ごめんね」と謝られる。紛らわしい格好をしているのはこちらなのに、お客さんに謝らせてしまうのは違うのではないか。それに、もしかしたら母と私の見分けがつかないために、こちらに声をかけづらくなっているお客様もいるのかも…と思い至りました。

これはいかん、と思い、母との差別化を図ろうとしているところなのですが、いざとなるとどこから手をつけていいのかよく分かりません。私はオシャレというものにあまり興味がない人間です。今の格好も仕事がしやすいという理由で選んだスタイルです。

そして今の格好の最大の利点は「コスパがいい」こと。メガネは大手メーカーならレンズ入りで一本5,000円ほど(一方コンタクトレンズはモノにもよりますが一ヶ月で4,000円ほど)。一度買ってしまえば、3年から4年は維持費なしで使い続けることができます。また一つ結びはヘアアイロンなどでセットしなくても最低限の清潔感を保つことができ、時短にもなります。そして服装は、今の時期なら黒のパンツにハイネックの長袖、その上にジャンパー(ポケット必須、ガンガン洗えるもの)。

というわけで何の色気もない今のスタイルが出来上がっているわけですが、冷静に考えると女としてどうなんだ…。

一方、私の姉はファッション好きでおしゃれな人なので、姉に服を選んでもらおうかなとも思ったんですが、そうすると趣味が合わないと言うか、合わないわけではないけれど、自分らしさに欠けるというか…これでも自分の気に入ったものを着たいという思いは一丁前にあるのです。面倒くさいですね。

一度大きくイメチェンできたとしても、肝心なのはそれを維持できるかというところ。毎朝簡単に準備できるスタイルがいいなと思っているんですが、なかなかいいものが思い浮かばず。いっそのこと着ぐるみを着て接客したらお客さんも喜ぶかも、と思ったりもするのですが、それもやはり維持を考えた時に、動きにくさ、夏場の暑さ、着ぐるみを修繕する費用、キャラクターづくりなど、どうしても気になる点が多いので現実的ではないかなと思ってしまいます。

もういっそ母にイメチェンしてもらうのもアリか…

皆さんそこら辺、どうしているんでしょう。イメチェンって何をどこからすればいいんでしょうか。是非教えてください。

とりあえず髪をショートにする、メガネのフレームを変えてみる、というスケール小さめなイメチェンしか思い浮かばない酒屋なのでした。

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