【マンガ】fish-フィッシュ-3巻を語りたい!
fish3巻ではついにあのpet2人からの視点で物語が語られ1〜2巻の能力者視点からの答え合わせ的な1冊になってます。胸熱…!!!
(↓過去の記事はこちらから ↓)
1.襲撃失敗
1巻の地中海の屋敷襲撃をヒロキ・悟視点から描かれています。
元々メイリンはヒロキ、司(ロンロン)は悟が救出する手筈でしたがヒロキが司のところに行ったことで手前の部屋にいたヒロキが撃たれたという感じですね…。
撃たれたのが悟だったら逃げるのも難しかったかも…。
メイリンに連れて行かれると本体は無防備なので例えヒロキがメイリン担当のままでも救出は難しかったかもですね…。ハオさんもすぐ戻ってきたし…。
悟も逃げる際にメイリンに捕まりそうになりますがヒロキ金魚がメイリン蝶に嚙みつきなんとか意識を失わずに逃げ切ることができました。
2.悟の心配性
もし失敗したときのために救急車を仕込んでおいた悟の心配性のおかげでヒロキは一命を取り留めましたが危険な状況は続きます。
「会社」に見つからないように医者に催眠をかけたり転々と移動しながら搬送されたマルセイユの病院から数百キロの町医者宅に身を置くことになりました。
そこでもヒロキの病状は急変しますが悟の「お願いだ!助けてくれ!俺のたった一人の友達なんだ!!」がグッときます…。
3.逃亡(町医者宅〜牧場)
ヒロキの意識が戻り会話できるまでになりましたが町医者宅に長居は危険と思った悟は少し離れた牧場で獣医にヒロキを見てもらおうとひらめきます。
悟がpetでロンに撃たれた足も羊の医者に直してもらったようです…。ええ〜 (笑)
今までお世話になっていた町医者夫婦の記憶を消し、獣医にヒロキ=仔牛と錯覚させ(笑)静養しますが、町医者宅まで追手が来ていることに気付いた悟(とヒロキ)はまた別の場所への逃亡を余儀なくされます。
4.逃亡(カザフスタン)
カザフスタンでも家主の記憶を操作し居候する2人。
メイリン対策をどうするかと話し合う中で悟が林さんに教えてもらった(かつて林さんが桂木さんに使った)「箱」での記憶操作をヒロキに教えます。
悟は地中海の屋敷逃亡の際にメイリンに乗っ取られそう?になったことがトラウマのようでドアがどこでもドアからヨーロッパのなんだか重厚な重そうなドアに変化していました…!
ヒロキは自身の鍵を緩くすればメイリンのようにノータッチでも記憶操作できるのではと思い立ち、悟を「ヤマ」に入れ「タニ」が入った水槽=「鍵」を壊してもらいますが水槽が壊れたことでタニの要素がヤマへ流れてしまいます。
このタイミングで会社の特殊部隊に住処を囲まれてしまいますが、メイリンのようにノータッチで他者に侵入できるようになったヒロキによって特殊部隊を潰すことができました。
しかし、ヒロキの身体本体は虚ろの目のままで…?
5.「見える」少年登場
ところ変わって東京。
渋谷の路上でぼーっとしている少年には「イメージ」が見えていて、魔術師(のように見える)の男性から携帯(薬に見える)を受け取ろうとする女性を止めようとします。
結局止めれませんでしたが少年は女性の家に居候することに。
そんな中、少年の前に突如金魚が現れますがヒロキたちはメイリンを釣りたかったようでキャッチアンドリリースされてしまいます(笑)
一向に帰ってこない女性宅を追い出され路頭に迷いながらも横浜に降り立った少年は再度金魚を見つけ追いかけます。
そこにいたのはまさに外務大臣の記憶を改ざんしようと日本へやってきた「会社」一行と接触中のヒロキ・悟の本体がいる車でした。
6.お互いの失敗
大臣の記憶を改ざんしようとするジンですが悟に自身の記憶の中に連れ去られてしまいます。
しかし、悟のモデルチェンジした重いドアが仇となりヒロキの元へ戻ることができません。
メイリンは金魚を捕まえることに必死で大臣からログアウトしてしまい、大臣は目覚めて現実に戻ってしまいます。
不審がった大臣の前から逃げる会社一行と同じく失敗を悟りこの場から離れようとする悟一行。
そこに偶然いた少年を悟は不審がりますが、ヒロキは金魚が見えていることに気付き連れて行くことに。
3巻おまけ
逃亡生活のヒロキ・悟のやり取りが描かれています。
2人のガサツなやり取りが男兄弟感あってほっこりします。
感想
今までちらっとしか出てこなかったヒロキ・悟がメインで出てきて、1・2巻の気になってた部分もわかってきて(遠隔操作の仕組みとか)読み応えがありました!
あと何より、イタリア?の餃子(ラビオリかな?)を食べる悟に「よく食えねえ奴の前で美味そうに食えるよな…」とか羊医者に足直してもらったと豪語する悟に「治ってねえよたまに痛くなってるだろ」と突っ込むヒロキみたいな日常会話(?)する2人が見れて嬉しかった…!
まぁ、またヒロキヤバくなっているけれど…。
また、町医者宅の写真をたくさん家に飾ってるところに疑問を持っていたり、会社が追ってくるせいだけど人々の記憶を操りながら転々と生活するしかないところに能力者の孤独や寂しさを感じます…。
悟の回想で林さんが「友達できるかも」→(10数年経過)→ヒロキ「友達?」司「違うよ」も悲しいなあ…。
あとは能力者側にも新キャラの少年が登場!!!
この子も巻き込まれてしまうんでしょうか…。
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