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もっとずっと先のところへ、今はまだ行けないにしろ

雨です。まごうことなき、雨の日です。

外に出る予定がなかったことを幸いに、久々に涼しい快適な部屋のなか、雨音を楽しむわたしです。ちょっとお久しぶりです。お元気ですか、さいきん、いかがお過ごしですか。


わたしはというと、残念ながらあんまり元気ではありませんでした。気圧のせいなのか、湿気のせいなのか、はたまたホルモンのせいなのか、勝手にひとり自爆しているだけなのかはわからないけれど、まあ元気じゃないときもわたしの場合はそれはそれで平常運転の一種なので、あんまり心配されるようなことでもないのです、はい。

そんな感じで、「過眠じゃない?」っていうくらい寝てしまったり、大人買いした鬼滅の刃を読んでみたり、Twitterに流れてきた診断を気まぐれにやってみたりしていました。

『「死にたい」を分析する』なんて、縁のない人からしたら「えっ」と引いてしまいそうな名前がつけられている診断だけれど、別に死にたいと思ったことがない人も、自己分析としてやってみたらいいと思います。


4タイプから診断され、わたしは「人生ハードモード」でした。内容はこんな感じ。

人生ハードモードのあなたは「ギリギリタイプ」。いつも、現実と理想のギャップで苦しむ「死にたい」が強い。生きやすくするためには、要求を下げることや力をつけることへの対策がそれぞれに考えられます。また、常識への強迫性も社会や周囲の関わり、環境によって減らすことができます。

細かく結果が書いてあったのだけれど、「ああ、もう、そうですね、おっしゃる通りです。耳が痛いです。布団にもぐりこませていただきたいです」な結果でした。わたしの生きづらさは、結局のところわたしの内部が生み出してきているものなのです。自家栽培してどうすんだって話ですね。知ってた。

常々「むずかしいなー」と思うのは、自分を変えていこうと思うとき、それは今の自分の否定につながりがちだってことです。自己肯定感をこじらせているタイプなので、自己否定につながるような思考になってしまうと、より一層事態をこんがらがらせてしまうのですよね。めんどくさいね。

とはいえ、じゃあ「ありのままで」と両手を広げて歌えるほど振り切ることはできません。「ありのまま」を自分に当てはめると、それは怠惰とイコールになってしまう。ミリ単位でも成長していないとダメだ、そのままの自分でいていいわけがない、とわたしのなかでわたしがわたしを糾弾するのです。わたしがゲシュタルト崩壊です。なお、糾弾されて奮起できるならまだしも、定期的に耐え切れずダウンします。めんどくさいな。


診断結果が示しているように、確かに理想が高いんだろうなあ。なんでそうなっちゃったんだろうなあと思うけれど、「なっちゃった」んじゃなくて「生まれついちゃった」のかもしれません。「こんな自分で生まれちゃったんだもの、しょうがないや」な部分は、怠惰とは別枠で「しょうがない枠」として認めるのがいいのでしょう。それこそが「ありのまま」なのか。

がんばればいいってもんじゃないけれど、がんばんなきゃダメだろう自分と思うことは多くて、がんばれていない自分に「ダメ人間」の札を突き付けて自己嫌悪。がんばっている人たちの姿が簡単に見える世界に生きているもんだから、なおさら「うおおおい、わたしはいったい何をやっているんだ」となる。何もやっていません、やれていません、息だけはしています。そんなときのメンタルは見事にひしゃげています。それでも息はしているんですが。



開き直るんじゃなく、投げやりになるのでもなく、かといって自己否定をするのでもなく、こういい塩梅にフラットに自分を見つめられる力をもう少し身につけられたらなあ。そのうえで前進していきたい。本当、「凄い人はもっとずっと先の所で戦っている」よね。

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