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ナイスタイミングを全力で喜ぶ

人生、といってしまうと何やら壮大な響きになってしまうけれど、人生は何事もタイミングだなあと思う。

結婚は「縁と勢いとタイミング」だと聞いて、まさにその通りだと思ってきたけれど、それ以外のことも、割と縁と勢いとタイミングだと思うのだ。

従弟が結婚式を挙げた。1月中旬のことだ。何らかの事情があり、話がまとまってから最短で挙げられるよう、ドタバタと式場の手配や準備を進めたらしい。

参列した両親は、「なんで1月。しかも夜しか空いてないのに。もっといい季節、時間帯を選べるときまで待てばよかったのにねえ」と言っていた。……が、その後の情勢の変化、やるかやらないかを悩んだり延期の決断をしたりしている人たちの様子を見ていると、「あのときの挙式、ギリギリのタイミングだったね」と思うのだ。


また、我が家のゲーム事情もだ。長らくゲーム機を持っていなかった我が家は、昨年のクリスマスに、やっとサンタさんが任天堂switchを持ってきた。ゲーム三昧になったらどうしよう、親(わたし)のストレスがかえって増えたらどうしようと思いながらのリクエスト承認だったのだけれど、結果、外出自粛期間の今、めちゃくちゃ役立っている。

しかも、3月の休校要請の頃からswitch本体が売り切れたり大幅に値上がりしたりしているらしい。今日見たら6万円ほどになっていて、その高騰ぶりに驚いた。これも、結果的にナイスタイミングだったといえるだろう。(6万円は出せない。さすがに買えない)

こんな具合に、最近は「結果的によいタイミングだったんだな」といったことが自他ともに多かった。

まあ、ふだんは「ああ、タイミングを逃したなあ」なんてことも多い間の悪い人間なのだけれども。せっかくなら「よかったなあ」と思えることに気付いて喜びをひとり噛みしめる、おめでたい感じで日々を過ごしたいかな。大変なことが多い昨今だからこそ。


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