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【実践編】LINE広告の運用‐自動入札攻略編‐

こんばんは、神宮寺です。私は、500人ほどの広告代理店で運用組織のマネージャーをしております。

昨日LINE広告の媒体理解編のnoteを書いたのですが、今回は実践編ということでより運用にフォーカスした内容で書いていきます。

▼前回の記事はこちら▼



▼LINE広告はどんな媒体?(再掲)

ハマれば最強
だけど
攻略できないと全然使えない

莫大なユーザー数・広告在庫を保有しているため、うまくいけばどこまででも配信量を伸ばせるという爆発力が凄まじい媒体です。

一方で、
・Facebookほど最適化の精度が高いわけではない
・審査が厳しい
・細かい分析や調整ができない

(配信面別の数字が見れない/配信面の指定ができない)
などの特徴があり、攻略がなかなか難しい媒体ではあります。



▼LINE広告を攻略するために必要な要素2つ

①自動入札機能の有効活用
②クリエイティブのPDCA

LINE広告を攻略するための重要な要素はこの2つです。
今日は①について書いていきます。

▼自動入札機能とは?

設定した目標CPAに合わせて入札単価を自動で調整する機能

もう少しわかりやすく言うと・・・
発生したCVデータを元に、配信する面やユーザーの優先順位が決められ、CPAに合わせて入札単価を自動で最適化してくれる機能です。


▼LINE広告の自動入札で絶対知っておくべきこと

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どの媒体もそうですが、最適化をかけるためには教師データが必要です
「どういう人がどういう配信面でどういう時間にCVするのか」などのデータがない状態で最適化をかけることは不可能です。
CV数が蓄積していく中で、機械学習が進み、徐々に最適化の精度が高まっていきます。

この教師データの数は、最適化エンジンが違えばその数も異なります。
・Yahoo!Display Ads:過去30日で100CV
・Facebook:過去7日で50CV(推奨は1日15CV)
・LINE広告:累計40CV

LINEの場合は、広告グループ単位でまずは累計40CVを溜めることで最適化がうまく機能し始めます。
この数字を知っておかないと、最適化がかかる前に配信をやめてしまったりして、攻略の機会を逃してしまうことになります。

LINEの最適化エンジンの特徴として、初動のCPAがかなり高くなるが、40CV獲得以降で大きくCPAが改善する傾向にあります。
私自身の過去の経験でも、40CV溜まってから本当にCPAがガクッと下がるのでビックリしました。

自動入札の仕組み



40CV蓄積後は学習のリセットに要注意

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