詩ことばの森(57)「幻の花」
幻の花
だれに捧げよう
コトノハノハナ
コトノハノハナ
好きなひとが
できた日に
ともだちと
別れた日に
青空のもとで
風にゆれていた
コトノハノハナ
コトノハノハナ
きみに
渡したかった
ことばの花束にして
かなわぬのなら
いちりんざしで
秋の窓辺を
飾れたのなら
夕日の色に
あざやかに染まる
幻の花
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幻の花
だれに捧げよう
コトノハノハナ
コトノハノハナ
好きなひとが
できた日に
ともだちと
別れた日に
青空のもとで
風にゆれていた
コトノハノハナ
コトノハノハナ
きみに
渡したかった
ことばの花束にして
かなわぬのなら
いちりんざしで
秋の窓辺を
飾れたのなら
夕日の色に
あざやかに染まる
幻の花
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