マガジンのカバー画像

詩ことばの森 森 雪拾(もり ゆきひろ)

201
複雑で変化の激しい時代ゆえに 優しさと癒やしの詩の世界を伝えていければと思います
運営しているクリエイター

#花

詩ことばの森(144)「終わりの日に」

終わりの日に 終わりの日に 森影は枝葉をのばして 何もつかめずにいる 虚空以外には 公園に…

UNWIND&KOMOREBI
3か月前
42

詩ことばの森(142)「初めての友」

初めての友 はなやかではないけど 美しいと感じるもの 目立たず人の目にふれぬもの それでい…

UNWIND&KOMOREBI
3か月前
67

詩ことばの森(132)「まだ見ぬ花」

まだ見ぬ花 僕は雨の中を君の行方を見つめていた 列車が通り過ぎたあとの静寂さに 残ったもの…

UNWIND&KOMOREBI
3か月前
54

詩ことばの森(122)「花のこころ」

花のこころ 花は だれのために咲くのだろう ひとのこころは いつも だれかのことを思うもの…

UNWIND&KOMOREBI
4か月前
55

詩ことばの森(113)「少しずつ花が」

少しずつ花が 少しずつ梅が咲きはじめた 雪が降って 寒い日々を経ながら そのつど蕾がひら…

UNWIND&KOMOREBI
5か月前
72

詩ことばの森(108)「花の守人」

花の守人 花の心を知る人 花に寄り添い 守り育む人 自然は自然のまま と思うけど 自然は守る…

UNWIND&KOMOREBI
5か月前
57

詩ことばの森㉑「花はしずかに」

保育園で働いていたときのことです。こどもたちが花壇に咲いた色とりどりの花をながめながら、「お花さん きれいね」と話しているのがきこえてきました。まるで、お友だちに声をかけるように、自然なやさしい言葉が、こどもたちの口から出てきます。お花だけでなく、「スズメさん」「チョウチョさん」と、こどもたちにとって自然は親しい友だちです。年を取るにしたがい、友人がいなくなり寂しいと思うことがありますが、こどものような気持ちをもって生活することができたら、孤独を感じることも少なくなるような気

詩/詩ことばの森⑱「その花はきっと」

庭に花が咲いているのをよく目にします。 その家の住人の方が、よく手入れをされているらしく…

UNWIND&KOMOREBI
10か月前
11

詩ことばの森⑫「百合」

わたしは、よく考えごとをしながら歩いています。考えごとをしている時、人の目の色は暗くなる…

UNWIND&KOMOREBI
10か月前
8