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詩ことばの森 森 雪拾(もり ゆきひろ)

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複雑で変化の激しい時代ゆえに 優しさと癒やしの詩の世界を伝えていければと思います
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2023年9月の記事一覧

詩ことばの森㊲「ひとり旅」

わたしの旅行は、有名な観光地もよいのですが、人に知られないような小さな町を歩くのが好きで…

UNWIND&KOMOREBI
9か月前
49

詩ことばの森㊱「うつりゆく季節に」

毎日忙しかったり、心騒がしい気持ちでいる時ほど、立ち止まってみたいと思います。 何かとて…

UNWIND&KOMOREBI
9か月前
37

詩ことばの森㉞「詩人の道で」

ある詩人が名前をつけたという道は、湖のほとりを巡ることができました。 ひとりで散策するの…

UNWIND&KOMOREBI
9か月前
32

詩ことばの森㉝「雨の日の思い出」

だれの心のうちにもある思い出が、ふと何かの折に、浮かぶことがあります。思い出が小さくても…

UNWIND&KOMOREBI
9か月前
29

詩ことばの森㉜「白花曼珠沙華」

道端で、白い曼珠沙華を目にしました。ほんの数日前に歩いた時は、なにも咲いていませんでした…

UNWIND&KOMOREBI
9か月前
28

詩ことばの森㉛「秋の木洩れ日」

武蔵野の面影を残す公園を歩いていました。 ふだん街にばかりいると気付かなかった、 季節の変…

UNWIND&KOMOREBI
9か月前
27

詩ことばの森㉚「木槿の道」

残暑の道で見つけた、なんとなくぼんやりとした白い花。初秋の青空に咲く木槿の花は、どこか夢をみている感じです。 そういえば、「道のべの木槿は馬にくはれけり」という有名な俳句がありました。 花が咲くのも一瞬でしょうか。あとにのこされた、葉のついたまっすぐな茎だけが、秋の風にゆれています。 木槿の道 木槿の白い花に かこまれた道がつづいています そこには だれもいません わたしは絵を描きません こどものころの影絵あそび それは 得意でしたけど なにを生むことも 得ることも

詩ことばの森㉙「秋の庭で」

ひさしぶりに故郷を歩くと、子どもの頃にやさしくしてくれた親戚の人たちのことを思い出しまし…

UNWIND&KOMOREBI
10か月前
19

詩ことばの森㉘「貝殻の夢」

今年の夏は、とても暑かったためか、 少し涼しい風に吹かれていると、どうも眠くなることが多…

UNWIND&KOMOREBI
10か月前
20

詩ことばの森㉗「窓」

長い雨降りのあと、空気を入れ替えようと窓をあけました。 新鮮な空気が、部屋に流れてくるの…

UNWIND&KOMOREBI
10か月前
22

詩ことばの森㉖「蓮の花」

お寺の池に、蓮の花が咲いていました。 花のうえには仏様が座っておいでとか。 池の水は濁って…

UNWIND&KOMOREBI
10か月前
19

詩ことばの森㉕「湖水のうえを」

散歩していたら、夏の花が風にゆれていました。 夕方の涼しい風に、うつむきかげんな姿は、ど…

UNWIND&KOMOREBI
10か月前
17

詩ことばの森㉔「風が林を通りぬけるとき」

9月になると、暑さの中にも、どこか秋らしい涼し気な風が吹いてきて、 なんだか、さみしい気持…

UNWIND&KOMOREBI
10か月前
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