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「伝書人」


いつもFBでどうでもいいような与太話を垂れ流しているのですが、人の人生になんか役割みたいなものがあるとするならば(そういう考え方は好きじゃないんだけど)
たぶん自分は人に何かを伝える役割を持ってる気がします。

普通はその「何か」のためにどうするかなんでしょうが、自分は「伝える」という手段の方が目的になっていて、それってどうよって話かもしれません。

昔、山崎まさよしが「歌いたいことなんか何もない」と言っていたらしいですが、それを読んだ若い頃「おかしくね?」って思った自分は今ではとてもよくわかります(苦笑)

そんな珍妙な性格のせいか、SNSでフォロワーも多く、しかも共感できるような活動をしている方で文章に気持ちを織り込むのが苦手な人の投稿を見ると、どうにも気持ちが入りません。
ああ、立派なことをしているのに惜しいなという気持ちが先立ってしまうのです。
まあ人は誰しも得手不得手があるのだろうから、本人からしてみればいい迷惑ですよね。

逆に、気持ちが入ったメッセージを欠かさず投稿する方もみえるのですが、会ってみたらあきれるぐらい全く虚像だったという人も幾人かみえました。
つつしんでフォローを外すかブロックさせていただきました(笑)

「史上最長寿のロックんローラー」を標榜しながら70代で病に倒れた遠藤賢司は自らを「言音一致の音楽家」と呼んでいました。
純真だった彼にならい、自分は「言文一致の妄想家」でありたいなどと、言ってる先から信用ならんようなたわごとを書いてしまうのが悪い癖です。

伝えたいことが別になくても、何かを伝えたいという気持ちがあると、不思議と伝えたいことがあとからあとから出てくるのです。
鶏が先か卵が先か?そんなものです。
他意があるのかないのか、もう自分ですらわりませんね(笑)

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