カメラリュック、顛末 その3 というか、流れ弾
さて、色々あってどこか私を高く買ってくれんもんかなと日々考えとるわけです。年齢などから考えても、まぁ、その、簡単には進まんやろなと思ってはいますけど。
ま、シンプルにしんどい。
で、先日、カメラリュックを新調してすぐ交換、なんか聞いてた仕様と違うんじゃね?ってなことをくどくどと書いたらば、なんだかそれなりに見ていただけたみたいでして。そんななかで、ちょいとばかり自分のやってきた仕事の振り返りのようなことが。
モノを買う前に
今回、カメラリュックを買うにあたっては
・WEBで探す
・WEBであたりを付けたブツを店舗で見る
という、まぁ、誰しもが一度はやったことがあるんじゃないかなと思われるプロセスがありまして。
初見で候補に上がったいくつかカメラリュックのレビューを探して読んでると、大抵の場合、つまるところ「これ、いいよ」って内容で、よほど突き抜けた良し悪しがないと結局、「ですよね」としか言えない感じといいますか。
これが大学生のレポートとかだったら「批判的に論じなさい」って指導を喰らいそうな感じ、という印象。
その辺をよくご指摘いただいた佐々木先生はお元気にされてるのだろうか。。。
戻って。
多くの方のレビューは、実際に買っちゃったものについて記述されているので、レビューと称して悪い点を書き連ねるようなことがあると、それは自分の選択を否定することになりかねず、意識してるしていないは別として避けがちな傾向があってもおかしくないと私は思っていて。
致命的ではない欠陥でもない限り、悪い点として挙げられる記述も、いわば「別にええけど」のレベルのものばかりが目についくばかり。
そういうこともあって、「で、どうやねん」を解決したくて仕事帰りにヨドバシで実物を見る、というのが今回のカメラバッグ探し。
で、結局、レビューも少なく実物も確認してないのを買ったんですけどね。
レビューを書いてみた
現物を確認した上で候補に挙がっていたいくつかのリュックを差し置いて、レビューも少なく、現物を見たことないモノを買っちゃうわけなんだけど、先の経緯からも、「買ったら淡々とレビュー書いてみよう」ぐらいのつもりだったわけですよ。
で、届いたら微妙な不具合で交換。
交換品は微妙に仕様が異なることが発覚して、そのあたりの内容をわかった範囲で書くに至る、と。
もはや当初の目的からずれてしまってるけど、気にしない。
周辺事情も書いた
ともあれ、カメラリュックについてあれやこれやを書き連ねるにあたって、「リュックそのもの」について記述するのは当然という認識において、異論のある方はいらっしゃらないと思います。
私がレビューを書く限りにおいて、基準は私の中にしかないという点についても然り。
その基準は何かというと、撮影スタイルであったり、好みであったり、体格、体力、かばんに対する造詣の有無等々。
あと、カメラリュックを購入するにあたって、「持ち運ぶべきものとして設定している手持ちの機材」
この、機材が今回、ちょっと書こうと思ったきっかけ。
↓ここね。
反応したのは誰?
どこのカメラを使っているか、というのは一種の信仰に近い。
本来、撮りたいものを撮りたいように撮ればいいものであったはずなのに、どうしたわけか、その手前の話になることが往々にしてあったりします。
で、私。PENTAXユーザ。断続的に写真熱が出たり出なかったりするので、カメラ持ってなかった時期も少なからずあるけど、6歳ぐらいのときにAuto110を使い始めてからずっとPENTAXユーザ。
なんなら、いっときPENTAXの出してたメガネかけてたレベルでPENTAXユーザ。
「バイクで言ったらKawasakiやん・・・・」て言われても、
「車で言ったら(昔の)MAZDAやん・・・」て言われても、
「ビデオで言ったらHi8やん・・・・」て言われても、PENTAXユーザ。
今はRICOHやんけ、という話は一旦置いといて。
その私が、信仰を曲げて?数年前に買ってからメインのレンズとなっているのが
Sigma 18-35mm F1.8 DC HSM Art
このレンズが如何に狂ってるかというのは、ちゃんとした撮影をされる方々のレビューを読まれたほうが確実なのでそちらをおすすめしつつ、とにかく、すげぇ、と。なんか法に触れる仕組みでも使ってるんじゃないかと言いたくなるほどすごい。
と、まぁ、カメラそのものやレンズに対しての記述はまったくない記事で、逆にカメラリュックへの記述は、交換スタートであることと仕様が異なるのでは?というような内容でネガティブに捉えることもできる内容だった前のエントリ。
そんなカメラやレンズに対しての思いの丈は全く書いていなかったテキストに、「スキ」を押された通知が来たのです。
Sigmaさんから。
そういや、広報広聴の手伝いもしてましたわ、私。
WEB上に公開するテキストに取り立てて影響力のない私なので、たまに戴く「スキ」「いいね」の類には、なかなか慣れなくて。たとえそれが「接待いいね」であろうと「既読チェック」であろうと、少なからず喜んでしまう。しかも、それが散々悩んだ上に10万近く出して買った、そして、衝撃を受けて常用しているもののメーカ公式からとなればなおさら。
あぁ、こうやって利用者の声を見ているのだな、と。
もちろん会社や組織によってソーシャルなにがしの使い方にはルールが異なるので、実際には見てるけどアクションを「取っていない」「取れない」ところもたくさんあるのでしょうけども。
ともかく、「ユーザの記述を見てる」というところに(勝手に)期待したり、喜んだりするし、メーカ側がそのあたりを上手くコントロールできるとファンが増やせるわけです。多分。
この辺の話は、ずっと以前、広報広聴に関わるお仕事をしていたときに、当時の担当者によく語っていたところでもあって、「ただ単に情報を公開する」だけではなくて「ファンが増えるようなアクション」「一緒に喜ぶ」「毎日少しでいいからコンスタントに発信」「キャラの名を借りて発言することで柔らかく」みたいな。
今で言うところの「ファンベース」を薄めまくったもっとライトな感じ。
結局、続けることが難しい
実際、このあたりを回していくのはすごく大変で、特に「毎日少しでいいからコンスタントに」ってのが存外難しくて、行き詰まるパタンが多かった。
朝昼晩にキャラクタを使って
「おはよう、今日はね・・・・」
「こんにちは、このあとはね・・・・」
「こんばんは、明日はね・・・・」
ぐらいのトーンで回せばそこまで困らんやろ、役所なんだから伝えるべきことはたくさんあるわけやし、って話をしていたんだけど、なかなか。
ま、これは別の話。
で、結果。廃墟みたいなのだけが残る。
例えて言うと、「継続は力なり」とか書いちゃってる記事を最後に、社長ブログが何年も更新してない、みたいな。
そういうとこやぞ
論旨が発散しちゃってよくわかんない感じになってしまったけど、件のカメラリュック、ブランド名義でたしかここでも書いてたんだよなぁ・・・
名前が出ただけのメーカの方が反応するというのに、交換というネガティブな事象を処理した当事者が何もないのは惜しいなぁ。。。と。
およそ考えられる限り最速で、おまけも付けてくれていたり、案内も丁寧で手厚く対応してくれたわけだし、衆目のあるところでアクションしてれば、それも見て「ここなら」って思う人もいただろうに。
ま、もっとも、私のテキストの影響力がなさすぎるから見つけてもらえてないって話ではあるのだけど。
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