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病院に行ったら”正式に不調”?

以前「助け求められてる?」という投稿をしましたが、

助けって一度求めただけで万事OKってことにはならないんだなってことに最近直面しました。

きちんとした診断をもらったわけではないけれど、不調なときってありますよね。
気圧、気温、ホルモン、その他悩み事、そういった理由で気持ちがふさぐとこ、やる気がでないこと、がんばれないことはあります。

最近、椎間板ヘルニアの手術をしたのですが、術後もまだ痛みは残っていて、元通り!とはいきません。
痛いは痛いけど、とはいえ術前に比べればかなりマシです。
それよりも、気分がかなりLOWなかんじで低空飛行しています。

ネアカかネクラかでいうと、完全に根暗なんですが、心の病気とかそういう状態とは直接対峙することがなく今まで来ました。だからこそ、今の状況に思いっきり戸惑っています。

「調子が悪い」って素直に言えばいいんだけど、別に人の気を引きたいわけではないし、それを言い訳にしようとしていると思われたくもないし…と過剰な自意識が邪魔して、なかなか私は言いづらい質です。
素直に「無理〜」「つらい〜」って言える人が本当に羨ましい。

薬を飲んでいなかったら、辛いと言うには気が引ける
市販の薬で対処しているくらいだったら、辛いと言うには気が引ける
通院していなかったら、辛いと言うには気が引ける
平日に通院していたら、サボってるみたいで助けを求めるのに気が引ける
週に2回通院したら、サボってるみたいで助けを求めるのに気が引ける
入院が必要になったら、休みをもらうことに気が引ける
退院したのにすぐ復帰できなかったら、同僚に負担を書けていることが気になって気が引ける
退院後休みをもらったのに回復していなかったら、何のために休んでいたの?と思われそうで気が引ける

結局、何をしても気が引ける。

それでも、「仕事と自分の健康、どっちが大切?」って自分に問いかけるとざわつきが少〜しずつ治まっていく気がします。少しずつですけど。

最近、やっと、本当にやっと、上司に「理由はわからないけれど不調です」と率直に伝えることができました。

でも言うまでは、正直伝わるか自信はなかったんです。なんて思われるだろう。サボろうとしているわけではないけど、体が動かない、そんなことってあるの?と自分自身でも思っていました。

結局勇気を出して言ってみたら、「無理しないで」と言ってもらえただけでなく「2週間くらい休む?」と提案までしてくれました。いまは、平日1日ずつ休んで、週休3日を暫く続けることにしようかと思っています。

この先どうなるか、いつになったら気分が再び持ち直すのかはわかりません。
でも、やっと言えた今、気持ちは数日前よりすこしだけスッとしています。

今は、3つのことを努めて心がけようと思っています。

◆サボってるのかもしれないという罪悪感を手放す
体が思ったように動かないときには、別にサボっているわけではなく、そういう状態なんだと、ジャッジせずにそのまま受け入れること。
ある意味サボっているかも知れないけれど、良い悪いのジャッジをしないと自分で決めておくこと、とも言えるかも。

◆上限値を閾値にしない
「これ以上無理」と思うところをリミットにしないということ。
「もう限界かもしれない」というところで弱音を吐くのでは、遅すぎるということを自覚することがまず第一歩だと今回のことで気づけました。

◆自分の問題を、自分ひとりの問題にしない
「もう無理」となるずーっと前の段階から「報告」という形でまわりに伝えておく=自分ひとりの問題にしない、というのが結果的に自分の心の負担を減らしてくれるだな、というのも一つ発見でした。
「自分ひとりで抱え込まない」っていうのはこういうことなんだなと、経験して初めて気づけたかんじです。

何が解決策になるのかはまだわかりません。
ヨガでよく聞く「自分と対話する」っていうのは正直胡散臭いと思っていたんですが、最近だんだんと「自分と対話する」ってことがこういうことなのかなと分かり始めた気がします。

今、自分が何を思っているか、知ってますか?
まずはそこから。

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