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【留学⑦】デザイン思考が学べる海外大学院の探し方 #023

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今回は、デザイン思考が学べる海外大学院をどのように探したかについて振り返ってみます。


デザイン思考を学べる海外大学院をnoteで学ぶ

前回の記事で、デザイン(特にデザイン思考)を学びたいと思うようになった経緯について書きました。しかし、デザイン思考を学べる海外の大学院や、その出願方法について、さっぱりわからない状態からスタートしました。前回ご紹介した佐宗さんの本で、名前の一覧はある程度わかったものの、各コースの特徴まではわかりませんでした。

そこで、今回は私が出願先を考えるうえで実際に参考にした、デザイン思考を学べる海外の大学院を紹介してくださっているnoteをご紹介します。


岩渕正樹さん

パーソンズ美術大学のDesign&Technologyに入学された方です。今は同学校の非常勤講師もされています。「世界へ出て行くデザイナーのキャリアモデルを作りたい」と仰っていて、デザイン留学に関する様々な情報を発信しておられます。「海外のMedia Designプログラムまとめ」に記載されている学校を一通り調べて、デザイン思考を学べる海外の大学院の概要を学びました。ちなみに、岩渕さんからパーソンズ美術大学の存在を知りました。


羽端大さん

パーソンズ美術大学のTransdisciplinary Designに入学された方です。羽端さんのnoteを読んでTransdisciplinary Designコースを知りました。プログラム紹介の記事を読み、多分野の人たちが集まり、かつ、実際の課題解決に取り組む授業が魅力的に思え、Transdisciplinary Designへの出願を決めました。


くにちゃんさん

アアルト大学のIDBM(International Design Business Management)に入学した方です。アアルト大学で学べることやフィンランドの文化を紹介してくださっています。デザイン×エンジニアリング×ビジネスでイノベーションが起きるという考え方を佐宗さんの本で知ってから、これらの3つを学び続けたいと思っていたところ、アアルト大学はまさにこの3領域を統合するコースがあると知り、出願を決めました。


YUさん

ミラノ工科大学でデザインを学んでいる方です。後述する私が出願する学部とは違うコースの方ですが、ミラノ工科大学で学べることやイタリアでの生活・文化について知ることができ、出願をするきっかけを与えてくれました。他の記事で紹介されている「突破するデザイン あふれるビジョンから最高のヒットをつくる」も読み、出願後の面接の際に引用するなどして、活用させていただきました。


まとめ

以上が、私がデザイン思考を学べる海外の大学院の出願先を決める上で参考にした方々と代表的な記事です。これらの情報をもとに、実際に出願したのは、以下の8学部でした。なお、デザイナー以外でも出願可能であること(私は工学部出身であるため)を必要条件として選びました。

・MIT, Media Arts and Sciences (Media Lab)

・MIT, Mechanical Engineering (PhD) 

・Stanford University, Design Impact

・Parsons School of Design, Transdisciplinary Design

・Illinois Institute of Technology, Master of Design

・Aalto University, International Design Business Management

・Politecnico di Milano, Product Service System Design

・Politecnico di Milano, Integrated Product Design


次回は、出願に必要な書類について書いていこうと思います。合否についてはその後に共有させてください。

それでは、良い一日をお過ごしください。


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