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Blender日誌 ワイングラスを作ってみる
これまで苦手意識を抱いて避けていた、透明なガラスの表現とグラスに入った液体のモデリングに挑戦です。
今回はおのぼCG_OnoboCGさんの動画を参考に作っていきます。
ワイングラスのモデリング
メッシュから円を追加
頂点を全選択して面を差し込む
土台の位置とサイズを調整
![](https://assets.st-note.com/img/1641706749917-JSi4LELm5V.jpg?width=800)
辺選択した状態で上方向に面を押し出し
グラスのシルエットに合わせて上面を拡大縮小
繰り返しでグラスの形を作っていく
![](https://assets.st-note.com/img/1641706965476-6ASEcIjBgW.jpg?width=800)
グラスの形が出来たら最上面を面選択して削除
![](https://assets.st-note.com/img/1641707188758-vR6idpU7J5.jpg)
グラス内の底を辺選択して面で埋める
![](https://assets.st-note.com/img/1641707197063-yRG7lHfvbO.jpg?width=800)
モディファイアーのSolidify(ソリディファイ)を追加して厚みをつける
![](https://assets.st-note.com/img/1641707429567-LyjSHwxAaX.jpg?width=800)
スムーズシェードをかけてなめらかにする
![](https://assets.st-note.com/img/1641707487487-1cj5CmDOy3.jpg?width=800)
ワイングラスを複製してテーブル用の面を追加する
![](https://assets.st-note.com/img/1641707607499-6WL9R3Joxs.jpg?width=800)
マテリアルとワールド背景の設定
レンダープロパティでレンダーエンジンをCyclesに変更
グラスのマテリアルを適用
メタリック: 1.0
粗さ: 0
アルファ: 0.2
![](https://assets.st-note.com/img/1641707681264-h0JuwrilhX.jpg?width=800)
ワールドプロパティのカラーをクリックして環境テクスチャを追加
![](https://assets.st-note.com/img/1641707925876-VduFRv3mXm.jpg?width=800)
背景に設定するHDRIの4K画像をPoly Havenからダウンロードする
ダウンロードした画像を360°背景として適用
![](https://assets.st-note.com/img/1641708207928-OpwKg9Ut0e.jpg?width=800)
テーブルのマテリアルを設定
もうひとつのワイングラスにもマテリアルを適用
![](https://assets.st-note.com/img/1641708375019-aay1z5zBvP.jpg?width=800)
片方のグラス内下部の面数段と底面を面選択
選択した状態で複製して若干縮小
ワインのマテリアルを作成
![](https://assets.st-note.com/img/1641708683692-6RdxXnqrcn.jpg?width=800)
ワイン表面にあたる部分の外周を辺選択して面を差し込む
![](https://assets.st-note.com/img/1641708825323-k7HtJDeG1c.jpg?width=800)
ライティング・カメラの設定
ライトを良い感じに設定
![](https://assets.st-note.com/img/1641708899529-liNG5qLnca.jpg?width=800)
カメラやテーブル位置を良い感じに調整
背景をレストランっぽい画像に変更
グラスを増やして配置を調整
![](https://assets.st-note.com/img/1641708982577-4dCMpBRD5L.jpg?width=800)
画像レンダリングして完成です。
![](https://assets.st-note.com/img/1641709039713-r2Suz0mWXV.png?width=800)
ライティングのセンスがいまいちですが、背景のおかげで見栄えもそれなりの出来に仕上がったのではないかと思います。
作成過程動画
今回の制作過程動画も貼っておきます。
雑感
前回のマグカップ同様、モデリングは比較的簡単にできて、全体のレイアウトや質感調整に時間をかけました。
今回はワイングラスの画像を置いてシルエットに沿って造形していくやり方や、ワールドプロパティで360°背景画像を設定する方法が学べたので、モデル制作のアプローチが増えました。
ガラスや液体の透明感もマテリアルで簡単に表現できることがわかったので、ある程度苦手意識を克服することができました。やはり実際に作ってみると実現手段が見えてきて楽しくなりますね。
投げ銭すると翼が生えます。