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【感想】映画感想文「ミッションインポッシブル デッドレコニング PART ONE」_非実在女子大生、空清水紗織の感想Vol.0029

トム・クルーズかっこ良かった~~~。
熱心なファンではないけれど、なんとなぁくシリーズを追っているので、映画館で観てきました。

アクションはいつも通り、上映中ずっとドキドキハラハラさせてくれる。
走る、飛ぶ、殴るの連続!
カーチェイスはちょっと長かったけど、ローマの街並みをハイスピードで駆け抜けるという貴重な映像が観られたので良し。コメディに寄せてたっていうのもあるしね。

アクションの見せ方とか技術については素人なので、You Tubeの解説動画を見て「はえ~、そういうこと意識して撮ってるんだ~」って感嘆してる。
細かいとこまで気付く方って凄いよね。
そういう解説を知ると、より映画が楽しめて面白い。

ストーリーに触れると、まず敵として登場するAIが劇中でも成長していて恐ろしい。
映画冒頭、いないはずの潜水艦をソナーに表示させていたが、空港での逃走劇の際は、いるはずのガブリエルをいないものとしてカモフラージュしていた。しかもリアルタイムで。
「いない」ものを「いる」とするよりも、「いる」ものを「いない」とする方が難しいはずなので、とんでもねえことをするんだなあと戦慄した。
強敵感がある。

あと、イーサンの言葉通りにグレースがIMFに仲間入りをしたことと、イーサンがパリスを殺さなかったことが好きなポイント。
何でもかんでもAIの予測通りになってるように見えて、実はイーサンも割と思い通りにことを運んでいる。グレースがIMFの仲間になることは、その最たる例なんじゃないかなと。
パリスを殺さなかったことについては、私が好きなロード・オブ・ザ・リングを思い出した。
過去、ビルボはゴラムに情けをかけた。このことでフロドは憤る。それに対してガンダルフは「死の判断を簡単に下してはならない。優れた賢者ですら、未来をすべては見通せない」と諫める。結果として、ゴラムを生かし続けたことは中つ国の平和に繋がった。
これと同じで、イーサンが敵であっても命を奪わなかったことが、PART TWOでの事件解決に繋がるんじゃないかなぁと勝手に期待してる。

PART TWO、予定通りに公開されるかは分からないけど、楽しみに待ってます。

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