人生で損しないお金の授業 【忙しい人のための要約・まとめ】

今回紹介する内容は年間5万件以上の借金問題に取り組む司法書士である島田雄左さんの『人生で損しないお金の授業』の一部分です

👇こんな人にオススメ👇
・お金で人生を損したくない
・お金の不安から解放されたい
・借金生活から抜け出したい

▪︎借金生活から抜け出す方法

・何に使ったか覚えていないのは危険
・任意整理で利息を軽くしてもらう
・裁判所を通して借金を減らす
・長期の借金を減らす
・『２・４・２の法則』で貯金を増やす
・口座は4つで管理する
・家計簿と財産の一覧表を作る

・何に使ったか覚えていないのは危険

借金まみれになってしまう人の共通点として『何にいくらお金を使ったのか把握していない』ということです

何にいくらお金を使ったのか覚えていないばかりに知らず知らずのうちに出費が嵩んでしまい、気づいたら借金まみれになっていたという人も多く、無駄な支出を減らし借金を増やさないための第一歩は『何にいくらお金を使ったのか把握すること』です

・任意整理で利息を軽くしてもらう

任意整理とはお金を借りている業者と直接交渉して利息を軽くしてもらう方法です

例えば、もしお金が年利18%で100万円を勝利者金融から借金しているのだとしたら、将来払う利息を10%に軽くしてもらったり、免除してもらったりしてもらいましょう

また、任意整理は個別に業者と交渉することになるので、裁判所が関わることはありません

・裁判所を通して借金を減らす

自己破産とは『借金を返せる見込みがない』と裁判所から判断されれば借金が全て免除される制度です

もちろん新たな個人が難しくなったり、国が発行している『官報』という文書に住所や氏名が載ったり、財産を没収されるなどといったデメリットがありますが命を絶つよりはマシです

一方で住宅ローンを組んで家を買った人の中にはどうしてもマイホームだけは残したいという人もいると思います

そういう人は住宅ローン以外の借金を減額してもらう『個人再生』がオススメです

・長期の借金を減らす

過払い金返還請求とはざっくりいうと『2010年』よりも前に消費者金融などで借金をした人は払い過ぎたお金が戻ってくるかもしれないという内容です

2010年よりも前には利息が20%を超えた『グレーゾーン金利』という法律ギリギリのヤバめの金利でお金を貸していた業者が多かったですが、2010年に最高裁判所によって払い過ぎた利息が戻ってくるようになりました

ちなみに過払い金の請求には完済から10年間という時効がありので、過払い金に心当たりがある人はできるだけ早めに専門家に相談した方がいいです

・『２・４・２の法則』で貯金を増やす

給料をもらったらそのうち2割を貯金に、6割を生活費に、2割を自己投資に回していきましょう

例えば、あなたの月収が20万であれば4万円を貯金して、12万円で生活をして、4万円を読書や資格取得、体作りなどの自己投資に回すことです

・口座は4つで管理する

『生活費の口座』『貯蓄のための口座』『突発的な支払いに備えるための口座』『投資のための口座』の4つの口座でお金を管理しましょう

個人的にオススメなのが、デビットカードを作って自己投資のお金を入金しておき自己投資でお金を使うときはそのカードを使うという方法です

とにかく、口座に役割を持たせて分別することが大切です

・家計簿と財産の一覧表を作る

いくら収入が高かったとしても日々の支出を管理できていないとついつい使い過ぎてしまい、一気に借金地獄に陥ることもあるので油断は禁物です

この本ではお金の出入りを管理するのに2つのツールを使うことがオススメされており、それが『家計簿』と『財産の一覧表』です

『財産の一覧表』とは資産と負債を表した『貸借対照表』と収入と支出を表した『損益計算書』の2つの表のことであり、3ヶ月に1回くらいは『財産の一覧表』を作って定期的に家計の健康診断をしていきましょう

▪︎【結論】借金は誰にとっても身近な問題です

日本では120万人以上が借金まみれで苦しんでいます

つまり、大体100人に1人くらいが借金まみれの多重債務者というわけです

借金ができる原因はギャンブルはもちろん、収入が下がったり職を失ったりして生活費が足りなくなってしまうケースが多く、夫婦2人が共働きを前提に住宅ローンを組んだ後、妻が妊娠して出産と育児で家計が苦しくなって借金まみれになるというケースもあります

人生で損しないお金の授業

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