人それぞれの忙しさ #34

小さい頃から忙しい人生だった。

小学生の頃は、ヤマハ音楽教室からの大量の課題をさばくために、ピアノとエレクトーンを取っ替え引っ替えして練習した。水泳や英語教室にも通っていた。年間数回の発表会やコンクールがあり、追い込みをする時期がたびたびあった。

中学高校は、部活動で忙しかった。何もない時期というのはほぼなくて、だいたい大会や演奏の機会に向けて日夜練習していた。高校は大量の宿題にも追われた。

大学時代は自由な時間しかなかったが、なぜかアルバイトを最大3つ掛け持ちして、日夜お金を稼いでいた。貯めたお金で旅行に行った。

そして、新卒で入った会社で待っていたのは、目まぐるしい日々だった。待機のため手持ち無沙汰な時間はあったけど、拘束時間は長かった。常にストレスフルだった。

転職した今が、一番暇なのである。特段ストレスがないのも大きい。言ったらなんだが、ほぼ疲れない。疲れるという感覚がない。同僚が「疲れている」と言うのを見ると、「これで疲れているってどういうことなんだろう?」と思う。小さい頃からじわじわとキャパシティが広がり続けた結果なんだろう。耐性の問題だよね。

小さい頃の忙しさは、今振り返ってみれば「よくやったなあ」と思うが、当時、辛い思いをした覚えはない。当然、ある程度自分のやりたいこと、関心のあることをやっているということが、大きく作用しているのだと思う。素晴らしいことに、習い事の辞める辞めないは「あなたが決めること」と言われていた。自己決定権。

前の会社の忙しさは、自分でコントロールできないもので、馬鹿らしくなって辞めた。

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さて、もう師走も半ばですね。この1年を振り返ってみると、仕事面においては、注力するものができて、それについて極めた年だったと思う。知識がどんどん増えて、それに伴って若干自分が先鋭化、玄人化しているような気がしてならない。もう少し一般化する努力をしたいと思う。

プライベートにおいては、皆さんもご存知のように、流転❗️という感じだったが、最終的には落ち着いているのでよかった。過去の記憶がすごいスピードで失われていくもので、懐かしいな〜という気持ちでいる。

皆さんの2019年は?

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ウミネコちゃんの同棲話を読んで、人と一緒に住むことは、助け合いなのだと感じました。

>中高の子たちとバンドをやりまーす

チャーハンのライフ、楽しいイベントが多いよね。イベント作りがうまいというか、イベント作りが上手い人が多くいるコミュニティにいるのかしら。

数珠の場所の話。葬式で使うことを想定し、(祖父は離れた地域にいたので)「私が責任もって、家から数珠を持っていくよ」という意思表示を、亡くなったことを知らせる電話で小学生が発したという話。昔は自称しっかり者だったんだよね。

人生会議の話。母は私に対してワードファイルで相続についてまとめたものを送ってきたことがある。ざっとしか読んでいない。養子とかなっている人がいるから、極めて複雑なんだよね。大人の難しいことを理解できるような気がしない。

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