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謙虚であるという姿

腰が低い。
にこにこしている。
自分から声をかける。
自慢しない。
いばらない。
否定しない。
褒められても否定する。
自分はまだまだと言う。
自分より他者のすばらしさを認める、称賛する、広める。
……。

これが謙虚な姿、なのではない。
と、今日思った。

謙虚とは、自分の誠心誠意に対し否定的批評を受けた時に、感情的にならず、卑屈にならず、盲目的に受け入れず、冷静に再度自分の実践をメタ的に分析できることを言うのではないか。
やはり、その前提には、精いっぱいやれているかどうかがあるのではないか。
そしてその精いっぱいは、あくまでも自分の現時点での精いっぱいであって、誰よりも素晴らしい精いっぱいでも未来永劫唯一のものではない。

これが今日の私の精いっぱい。だから、もっと先ゆく人から、あるいは違う眼鏡をもっている人からの意見に耳を傾けることができるのだと思う。

謙虚であること。
それは決して表面の姿ではない。
学べば学ぶほど知らないことがある、できないことがあると知っている人にしかできない、他者の声に真摯に耳を傾けられることなのではないか。


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