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きっかけ

ようやくこのタイミングで発表となった「ARTERNO WEDDINGS
今回は、はじめるきっかけについてお届けします。

独立前は11年半、ブライダルやドレスをプロデュースする企業ノバレーゼで11年半、ドレスデザインなどをしてきました。詳細は過去の自己紹介記事にて
これまで、あくまで企業向けのお仕事を中心としてやってきました。

死にかけた一ヶ月での気づき

コロナ禍、個人的な事ですが、昨年コロナでICUに入ってしまうほど重篤で死にかけて、一ヶ月入院してしまいました。

目覚めた時は、何月何日か答えられなかったICUの天井

臨死状態で思ったのは、もちろん会社のメンバーの事、家族の事、これまでの友達とのこと。

ちゃんと、感謝を伝えられず、あの世に行ってしまうのかーって、最後にみんなに会いたかったなーって思ったら、辛くて涙がこぼれた。

死に際に持っていけるのは素敵な思い出だけ

同時に、こんな死にかけた時に、大好きな仲間や家族と過ごしてきた日常が愛おしく、こんな死に際まで持って行けるのって、笑顔があふれる仲間や家族、友人との素敵な思い出だけなんだな。

笑顔があふれる素敵な思い出づくりがこれから生きていく人生の意味であり、生きがいなのかもしれない。

それは、自分だけでなく、これまで出会ってくれた全ての人、そして何かのご縁をいただいた方、これから新たに出会う方々と。

それらを叶えられることこそが、これからやりたいライフワークなんじゃないかな
、と。

死にかけた時に走馬灯のように浮かび上がる素敵な思い出となるであろう結婚式のお手伝いをようやく考える時が来たのは、くるべきしてきたのかもしれない。

これまで、私個人としては、直接的な新郎新婦さんへのサービスはしたことがなく、前職を含め、舞台裏でサポートやビジュアル作りをしてきました。
これは、素晴らしいクリエイターのチームに恵まれた事によってこれまで続けてこられたこと。

私ができることは、素敵な結婚式のコンセプトメイキングやデコレーション、後はこれまで18年の間で巡り合ったクリエイターのみなさんの力があれば、素敵な結婚式ができると信じています。

もちろん、監督となるのは、弊社のウェディングプランナー前田美亜。
素敵な結婚式を仕切ってくれます。私と同じで人見知りのところがありますが、福岡出身の姉御肌の頼れる奴です。会えば会うほど、好きになってくれると思います。笑

そんな前田が入社してくれて、さらに「素敵な結婚式を創りたい!」と言ってくれた一言がさらに背中を大きくおしてくれたこと。これがさらなる大きなきっかけになりました。

メズム東京、オートグラフ コレクションから望む浜離宮の広大な緑と都会の街並み

ここまでの自分を形成してくれた大切な人たちとの出会いや出来事こそが自分を形作っており、宿命的に導かれたと信じています。

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