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「親の怒り声を減らしたい」。子育てをモンテッソーリ教育と四柱推命でアップデート

共働き世帯・核家族が増えている現代では、ちょっとした子どもの行動にイライラしてしまう人も多いはず。

ただ、子どもと一緒に過ごせる時間は思っているより短く、怒ってばかりいると将来後悔することになるかもしれません。

そこで、モンテッソーリ教育と四柱推命を通して「親の怒り声を減らす」という目標を掲げて活動されている、仲田ようこ(@yoko.nakata4)さんにお話を伺いました。

※このnoteは、岡山県玉野市のコワーキングスペース うのベース(@unobase_tamano)の利用者さんの「チャレンジ・夢」をオーナー東本が取材・記事化したものです。

 "ママのための四柱推命鑑定士”
仲田ようこ さん
今までに3,000組以上の親子の悩みを解決。岡山県のモンテッソーリ教室で働きながら、全国各地のオンライン相談や講座も実施。育児・学習・進路・適職・習いごと・働き方・パートナーシップ相談、開運日や開運法など、幅広い相談に対応している。

イヤイヤ期・反抗期は大歓迎。よくぞ反抗してくれた!

ーーまずは、モンテッソーリ教育を学ばれたきっかけを教えてください。
自身の子育てがきっかけです。子どもが3ヶ月のときに、どのように育てればいいのかわからなくなっていました。

私自身、塾講師として小学1年〜高校3年までの子どもたちと接しているなかで「就学前までの教育がとても重要である」ということを知っていました。ただ、生まれてきた子どもに何をすればいいのかが見えてなかったんです。

そういった状況のなかで、子育て関連の書籍や記事を見ているときに「モンテッソーリ教育」に辿り着きました。モンテッソーリ教育のおかげで、イヤイヤ期の育児も楽しめたと思います。

ーーえ、イヤイヤ期って、すっごく大変じゃないですか?
実はそんなことないんです。むしろ反抗するのは素晴らしく、喜んだほうがいいぐらいです。

子どもにとって親は、1番近くで守ってくれる存在である反面、そこから逃げられない"絶対的な存在”です。

そんな相手に反抗するのは、とてつもない勇気とエネルギーがいるはずです。その状況で反抗したり自己主張できたりするのは、子どもが成長している証拠なんですよね。だから、喜ぶぐらいがちょうどいいと思っています。

ーー部屋を汚されたり、イタズラされたりすると、イラっとしちゃうんですよね……。
そんなときは「子どもが水の中にいたら、自分も水の中に入る」という考え方をするのがおすすめです。

子どもが遊びに没頭してやめてくれないときは「なにが楽しいんだろう?」と考えながら、自分も飛び込んでみてください。また、子どもの遊びや行動には、頭と体を鍛えているという側面があるので、そういった目線で見るのもいいですね。

たとえば、ティッシュを出しまくって部屋中がティッシュまみれになったときは、「引っ張る練習をしているんだ!」と、前向きに考えてみましょう。そして、もっと引っ張りたくなるようなオモチャを渡して様子を観察してみると、ガミガミ叱ることもなくなるはずです。

それでもティッシュを出すときは、一緒になって楽しめばいいんです。

怒りたいわけじゃなく、親も困ってる。

ーーそれでも怒っちゃいそうです……。怒らないようにするコツはありますか?
怒りたくなったときは、あえて「見ない」ようにするのもおすすめです。ただ、放っておくということではなくて、自分のなかでルールを決めておくのがポイントです。

私が決めているのは「自分・人・モノを傷つけない」だけ。

これさえ守っていれば、無理に目を向けなくてもいいので、イライラする気持ちが小さくなっていくはずです。

ーーただ、時間に余裕がないときに怒っちゃう親も多いと思います。
子育て関連の情報を見ていくなかで「怒ってはいけない。ガマンしなければならない」という勘違いをしてしまう人もいますが、そんなことはありません。親もガマンしなくていいんです。

ただ、感情をそのままぶつけるのではなく、主語を私に変える「I(アイ)メッセージ」と、なぜそうしてほしいのかの「理由」を伝えてみてください。

たとえば、公園から早く帰りたいときは「お母さんね。お家に帰って美味しいご飯を作りたいから、長い針が6のところに来たら一緒にお家に帰ってくれる?」というお願いをしてみましょう。そうすれば「早く帰りなさい!」と怒らずに済むし、子どもも気持ちよく一緒に帰ってくれるはずです。

ーーなるほど。考え方だけじゃなく、伝え方も工夫するべきなのですね。
子どもと過ごせる時間には限りがあるので、ずっと怒っていてもいいことはないんです。ただ、時間に追われているなかで怒ってしまう人もたくさんいます。

ここで勘違いしてほしくないのが「誰も、怒りたくて怒ってないこと」です。

私は、親が子どもを怒っているのは"親自身が困っている”からだと考えています。仕事をしながら家事をして、子育てをするのは本当に大変で、怒りたくなる気持ちも痛いほどわかります。

だけど、心に余裕がないことで怒ってしまう。そんなの悲しすぎます。

だから、モンテッソーリ教育を使って「大人の怒り声を減らす」ために活動しています。


子どもは先生、そして"キュウコン”

ーー「大人の怒り声を減らしたい」という想い、すっごく素敵です。
ありがとうございます。そういっていただけて嬉しいです。

あと話が変わるのですが、子育てに対して「親が子どもを育てている(教えている)」と考えている人が多いと思います。私個人としては、この考え方に疑問を感じています。

なぜなら、子育てを通して成長している部分があるからです。人生のなかで子育てからしか学べないことがあるはずなので、子どもはある意味「先生」だと考えています。

ーー確かに子どもの行動から学ぶこともありますね。
そうなんです。子どもの発言や行動からハッとすることがよくあります。

また、多くの人は自分の親から受けていた教育をもとに子育てをしていると思います。ここで気をつけてほしいのが、子育てにも"学び直しが欠かせない”ということです。

自分が子どもだったときとは、時代も、家庭環境も違うはずなので、その子のスタイルと状況にあわせて親のほうがアップデートしていかなければなりません。親から受けてきた教育のすべてを否定しなくてもいいのですが、もっと子どもがのびのびと過ごしていけるように学び続けていけば、みんなハッピーになれるはずです。

ーーなぜか子育てに対してのプレッシャーが大きくなってきました……。
そんなときは、モンテッソーリ教育の「子どもはキュウコン」という考え方がぴったりです。

これは「子ども自身に芽を出して、花を咲かせる力がある」ということを表現している言葉です。なので、大人は栄養のある土壌に整えたり、水をあげたりといった環境を整えるだけでいいんです。

もし行き詰まったら「変えられるのは自分だけ」と考えるようにしましょう。相手(子ども)を変えるのは難しいので、まずは自分の考え方や姿勢を変えて、それから周辺の環境を整えていけばOKです。

ーーどんな環境にすればいいのか悩んでいる親も多い気がします。
私もそういった悩みを抱えている時期があって、そのときに「四柱推命」に出合いました。

四柱推命は、生まれた年・月・日・時刻の4つの柱から運命を占う方法です。四柱推命を使えば、子どもがキュウコンのなかでもチューリップなのか、ヒヤシンスなのかを知ることができます。

また、どうしてもできなかったり、嫌がったりすることがあっても、四柱推命で星(特性)を知ることで納得しやすくなるはずです。

私自身も四柱推命をきっかけに子育てへのプレッシャーが和らいだ経験があります。この体験から「より多くの人に知ってもらいたい」と強く考えるようになりました。


モンテッソーリ教育と四柱推命を必要としているのは、親だけじゃない

ーーモンテッソーリ教育と四柱推命を学ぶと、ハッピーになれる親子が増えそうですね!
そうですね。モンテッソーリ教育と四柱推命を知ることで、救われる親子がきっといるはずです。

これらの考え方は親だけじゃなく、保育園や学校の先生、助産師といった多くの人に知ってもらいたい。子どもに接する人たちに広まっていくことで「大人の怒り声」が減っていくと信じています。

この目標を実現するために、これからも発信し続けていきます。

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このnoteでは、岡山県玉野市のコワーキングスペース うのベース(@unobase_tamano)の利用者さんの「チャレンジ・夢」を記事にしていきます。

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それでは、また。

文:東本 隼之(@falcon_freedom

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