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トモダチ100人できたかな?〜トイビーオトモダチ計画vol.1 下北沢CLUBQue2024.6.7


トモダチ100人できたかな?〜トイビーオトモダチ計画vol.1 下北沢CLUBQue2024.6.7


下北沢CLUBQue

TheGentleFlower.
PARIS on the city!
BugHolic
toybee

みんな大好き下北沢CLUBQue。
私、4月に続き6月も2回来ます。どんだけ好きかな、ClubQue(笑)

さて、6/7は「toybeeオトモダチ計画Vol.1」。
とみさんがともだちになりたい!と思ったバンドを招いての主催企画の第1回。BugHolic、PARIS on the City!、TheGentleFlower、そして、toybeeの4マン。

楽しかったー!
どのバンドも明るかったし、どのバンドも楽しそうだった。
若さが弾けるTheGentleFlower、大人の音だったPARIS on the City!、アレンジがドラマチックで最も音の色彩が豊かだったBugHolic。どれも聴き応えありすぎ!

toybeeも5月に比べて今回はかなり華やかなセットリスト。
でも、「フロムアンダーランド」で始まったあたり、お友達を作りたい!な気持ちを伝えるような、とみさんの「話しかける勇気の一歩」を感じるような冒頭でした。
成田で聴けなかった「FlightMusic」を聴けたのがすごく嬉しかった!タイチさんのベースがゴリゴリ鳴っててしびれました。
トモキさんのドラムはどの曲も曲の咀嚼が高く、もはやこれ、サポートじゃないでしょ、の域。隼さんは新曲のために今回もストラトとレスポールの2台持ち、しかも「FlightMusic」をストラトで!!ストラトの太めの音もいいなぁと思いつつ、やっぱりレスポールの繊細な音が好きだなあと思うのでありました。

久しぶりにセンター近くで、とみさんの顔をじっくり見られる場所でしたが、お肌ツヤッツヤでしたね(そこ?)。その日のリハ前にかな、下北の古着屋さんで見つけたという、TheWHOの「TOMMY」シャツがかっちょかった。
中盤に3バンドのカバーを持ってくる、新曲2曲ともやる、と意欲的なステージで、いい緊張感を感じるボーカルでした。すごくクレバーでした。いい調子なのが強く感じられる明るい声。この1年でとみさん、めちゃくちゃ喉が強くなって、全く心配がいらない。いつも信頼して聴いていられます。
バンドとバンドの転換時にはそれぞれの紹介MCを「弟・とみといびー」に任せるなど、工夫もいっぱいでした(これは急遽、決めたらしいですが、そうは感じさせないあたりはさすがでした)。

にしても楽しかったなぁ〜。

ひとつだけ。
toybeeクルーは最後まで賑やかせ、と、弟・とみといびーに指令を出されたんだけど、あのさぁ、クルーを舐めないでほしいんだよね!
言われなくても盛り上がるでしょ、こんな素晴らしい顔合わせ!
最高の夜でした!

とみさんはどう? トモダチ、バンドメンバーとお客さん合わせて100人、できました?

TheGentleFlower.


若い。若々しい。実際21歳なんですって。
ボーカルもギターもベースもばんばん飛んでて、ピート・タウンゼントがいっぱいでした。
toybeeクルーに限らず、この日のお客さんは貪欲に4バンドを楽しむ姿勢があって、冒頭からがっ!と拳が上がってたんですが、それを見て何とも言えない感慨を浮かべていたのが印象的でした。
とみさんと似てる、と言われるのはわかる気がした。声のタッチとか熱いMCとか、確かにつながるものを感じました。


PARIS on the city!

すっっっごい、オシャレだった…!
クールだ!カッコよすぎん??
でも明神さん自身は雪駄だったのよ。ラフ。そういうとこ、バランス感覚、すっげぇ素敵。

「いわゆるバンドっぽい」アレンジをあえて避けてる印象でした。曲の終わりに大きな音ばーん!って鳴らしてとか、ドラムがワチャワチャー!みたいなの(語彙力よ)が少なかったんですよね。スパッ!と終わっちゃう。定型に乗らない感じがありました。すごく削ぎ落とされてる。

PARISもあんまりファンの皆さん、ひゃーひゃー言わないのかなあ。
ドラムの方とベースの方が、客席からイエー!とかひゃー!とか歓声が上がるたびに顔を見合わせて笑ってたので、珍しいノリだったのかもしれないです。

BugHolic


ゴージャスな音でした。4バンドの中では一番、音がカラフルだった。
「輪廻」という曲と、その前にやった曲(タイトル失念)がすっごい好きでした。疾走感、緩急。
同期を多用して、4ピースのスケールを超えた世界観を作るバンドなんだなーと。大きなホールでたくさんのサポートを得て演奏する…そんな世界が似合うサウンドでした。観客がきっちりノレるキャッチーなる曲ばかりでしたね。初見でもツボを押さえやすくて楽しかった。
ベースのしなやかさ、ギターのシャープさ。ボーカルの艶。
「カンカ」、渋カッコよかった!

toybee

冨塚大地 Vo.Gt.
鍔本隼 Gt.
藤盛太一 Ba.
Tomoki Dr.(サポート)

フロムアンダーランド
SuperImagination
ライドアンドライブ
FlightMusic
新曲(タイトルをもう言ってもいいのかな?な)
MC~スペースダイバー~カンカ~スーパースター(カバー)
全米は泣かない

明るい、と思いました。
5月の3マンと全然違うムードのセットリストで、toybeeの持つカラーの豊かさを感じました。にぎやかにも、クールにも、哀しくも、楽しくもできるんだよね、自在だね。

先月なかった、出囃子復活からのまさかの「フロムアンダーランド」で幕開け!
(直前に「ぼっち・ざ・ろっく!」総集編が公開になって、その主題歌が「今、僕、アンダーグラウンドから」というタイトルであまりの相似性、あまりのタイミングに痺れちゃいましたねー)
間奏のギター掛け合いのパターンが変わってた(とみパートナーが長くなってた)んだけど、それを受けての隼さんのフレーズがオリジナルからかなり変わってて、すんげーすんげーすんげーカッコよくて好きでした! 客席でもんどりうってた。
隼さんのレスポール、大好きだーー!
終わりあたり、ギターだけ飛び出るんじゃなくて、ベースドラムと、三位一体で音を作ってたなーと思う。
toybeeからの「勇気を出した一言」。

「SuperImagination」では、ソロ回しでたいちゃんに黄色い声めっちゃ飛んでました。いやわかる、あのスラップはすんげーかっこよかったですもんね。
隼さんのジャンプはこの日もすごく高かったけど、ジャンプからのふわっと脚を開いて降りてそのまんま弾く流れがいいんですよねぇ〜今日は下手にしようかなとか日和った私のバカ…これを見るために行ってるようなもんじゃないか(オイ)。無限大の可能性を、のとこ3人で、見合わすのとてもよき。そこからのギターソロ、とみさんとじゅんさんの背中合わせ、滾るー!
とみさんの「We are toybee、そして君たちもtoybeeだ」の一言にうかつにもぐっと来てしまう。感動しちゃうのはまだ早いね。

間髪入れない「ライブアンドライド」。
あのタムで始まる、ノシノシしたイントロだけでワッと客席も湧く。もうみんな、覚えた!
音の身が詰まってきた感じかしました。揺れる車、ドライブ感。Cメロのギターで泣きそうになる。

ここで軽くMC。
とみさんの話によれば、Gentleのみんながド緊張してたのでそれをほぐそうと彼らの前に「とみといびー」を登場させて沸かせて、結局、全バンドの説明をすることになったのだそうで。
でもこれ、とてもとてもよかったと思うんですよ、toybeeの主催感が増したし、私達もはじめましてのバンドのことがわかったし、皆さんもMCのとっかかりができたし、何より、私達が楽しかった!
冨塚大地さんからも「弟、よくやった」の褒め言葉でした(笑)←これ、とみといびー知らなかったらなんのこっちゃよね、3バンドのファンの皆さん、伝わったかなー?

「FlightMusic」は次の新曲とのつながりなのか、隼さんがストラト持ち出して、隼ファン総崩れ。あぁ、かっこよかったな…。この日のセトリの明るさは、ひとつにはこの曲が入っていたことによると思います。
そういえば、この曲に限らずですが、とみさん、高音は無理せず逃がしながら歌ってましたね。

もうひとつの新曲、「捨てる女」(あ、書いちゃった。仮タイトルだそうだから、よしとしましょう)。
ラスサビ前のギター・ドラム・ベース三位一体のドカドカなとこ、いろんなイライラを捨てちまえ!って感じでめちゃくちゃ響く。いい。照明が真っ赤なのもよかったです。
コール&レスポンスは…裏から入る上に長いから難しいけど、結構ついてけたと思います。よね?
とみさんが歌詞を間違えて、はぁぁーー間違えたーーってなったとき、レスポンスも同じように「はあぁーー」って返してやったら(笑)聴こえたみたいで破顔してたとみさんが可愛かったですね。はい。


続いては、主催ならではの、オトモダチへのとみさんからの「勇気を出したひとこと」のコーナーでした。

ここはMC長めに、黒歴史とともに「友達になるには何が必要か」な話。それは「やさしさでも思いやりでもなく話しかける勇気!」。
「こんなライブハウスなんかに来てるんだから、俺と一緒でお前らも友達いないでしょ、どーせ」って言われたのは合ってるけど、なんかとみさんに言われるとムカつく(笑)
この、とみさんのトモダチいない話の間、トモキさんずっとニコニコ笑ってましたね。やさしいアニキだ。

トモキさんといえば。
タイちゃんを見てめっちゃ嬉しそうだったんですよね(なんかタイチさんがグワーッて荒ぶってたぽかった)。
この夜のトモキさんの音はことさらに渋かった…ニコニコしてるんだけど、音はすごくシビアかっこよかったのです。曲の咀嚼がすごくて、なかなか他の人にやってもらうのが難しいくらい、もうtoybeeサウンド=トモキさんのドラムの音、になってきてるよな、と思います。ちょっと閑話休題。

「てことで、新曲が思い浮かびました。すげーいい曲になりそう」なんて前振りでワンフレーズ奏でると客席で歓声があがり、ピョンピョンはねたり、悶絶したりする人達が。
そう、対バン3バンドのカバータイムだったのでした。それぞれのファンが曲がわかったところでキャーってなってて微笑ましかった。

やりおるな、主催バンド!

それぞれフルではなく短めに、なんだけど、がっつりカバーしてきててさすがでした。「スーパースター」はこの日、PARISのステージではやらなかったんですが、とみさんが大好きな曲なんだそうで。
toybeeの「カンカ」とバグホリの「カンカ」の雰囲気がかなり違って面白かったです。聴き比べられるの楽しかった!

最後は「全米」でガッチリと締め。
アンコールはなしで、全てこの曲にこめて。
8月のチラシを上で配りに行くからもらってー!と話してたとみさん、ほんとに終演後ひとりで階段に立って配ってました。おつかれさまでした!

8月は夏の陣in下北沢CLUBQue!


さーて、このあとのtoybeeは?

7月は1日に大阪でAillyLULUと2マン、9日にSHELTERでワンダフル放送局さんの企画で対バン。
その後、8月はなんと同じ成田出身の大先輩、TOMOVSKYさんとツーマン!
8/4、下北沢CLUBQue。
この日、とみさんが終演後に階段で手づから配ったチラシをもらった人は裏を、裏をじっくり読んでほしいです(泣いた、ソールドアウトしてほしい!)。

成田天下分け目の夏の陣!楽しみ!
日曜ですよ、みんなあつまれー!


いただいたサポートは私の血肉になっていずれ言葉になって還っていくと思います(いや特に「活動費」とかないから)。でも、そのサポート分をあなたの血肉にしてもらった方がきっといいと思うのでどうぞお気遣いなく。