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unnameのマーケティング支援 事例

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株式会社unnameがベンチャー・スタートアップ企業のマーケティング支援をさせていただいた際の、事例インタビューをまとめたマガジンです。
運営しているクリエイター

#コンセプトメイキング

「想い」は最終的に差別化を生む。コンセプトを明確化することで定まった自社の強み -株式会社オリサンキュ

今回インタビューを実施した折原 有武治(おりはら ゆういち)さんは株式会社コナミデジタルエンタテインメント、グリー株式会社、フリーランスを経て、WEB開発事業を展開する株式会社オリサンキュを2016年に設立しました。 順調に事業規模が大きくなっていく中で生じた課題は、競合他社との差別化でした。WEB開発は専門的であり、手がける企業は数多いがゆえにクライアントからは違いが見えづらく、差別化は容易ではありません。 差別化のために各社が様々な施策を打ちますが、株式会社オリサンキ

プロダクトを見つめ直すきっかけに、コンセプトを設計することで気づいたこととは -株式会社鶴

今回unnameが支援した株式会社鶴は、経営者が描く理想の採用・組織の仕組みづくりを支援するコンサルティング企業です。 鶴は組織づくりの「守破離」を学び、実践することで自律・自走・変化できる「強い組織」がつくれるAIシステム「Business drive」を2021年6月にリリースしました。unnameとの最初のコンタクトはこのリリースに際したマーケティングの戦略と戦術についてのご相談でした。 初回のヒアリングで、すでにある程度の戦略設計ができていることはわかりましたが、

新会社設立で気付いた、コーポレート・アイデンティティの策定に必要な社外の伴走支援 -エンライズリレーションズ株式会社

ICTソリューション、HRバリュー、ベンチャーバンク事業などによって多様なビジネスソリューションを提供する株式会社エンライズコーポレーションは、近年グループ会社の立ち上げを推し進めています。株式会社エンターをはじめとして、エンライズソリューションズ株式会社、エンスペース株式会社、ENRISE GLOBAL Inc.と現在では多くのグループ会社を立ち上げております。 そんな中、2021年4月1日にエンライズグループに新たに誕生した会社がエンライズリレーションズ株式会社です。D

「なぜ自分はその事業をやるのか」 新しい事業を展開する時に感じた違和感の正体 -株式会社DALE

▲株式会社DALE様のコンセプトストーリー 株式会社DALEは人と人との繋がりを重んじながら、農家さんから仕入れた野菜を消費者に届けるサービスを提供する会社です。DALEが提供する野菜はその⽇の朝採りか、前⽇に収穫された野菜のため鮮度抜群。また、代表自ら足を運び野菜の質を確かめた、信頼ある農家さんからのみ仕入れているため、口コミでも高く評価されています。 今回、DALEが廃棄になる果物、野菜を加工し商品として提供するサスティナブル事業をはじめとした新たなステージを切り開こ

ネット・本で学んだマーケティング知識を業務レベルに落とし込むことができた勉強会 -ランサーズエージェンシー株式会社

▲マーケティング勉強会の様子 常駐も可能なITフリーランス紹介サービス「ランサーズエージェンシー」。彼らの仕事の性質上、フリーランスと常駐先企業の双方の満足度を高めるためには専門分野に対する深い知識と理解が必要不可欠です。 エンジニア、デザイナー、PMなど多くの専門家と協業する彼らですが、今回は中でも理解が難しい「マーケター」に焦点を当てて、マーケティング勉強会を株式会社unnameが実施しました。 結果的に、勉強会実施後にはマッチングの精度の向上が見られたそうですが、

「なんかいい」を吹き込むことで目指す、自分たちのアイデンティティを根源としたサービス創り -株式会社オレンジスピリッツ

▲unnameの担当したコンセプトメイキング ▲リニューアル後のオレンジメールWEBサイト 株式会社オレンジスピリッツが運営するメール配信サービス「オレンジメール」。 常にユーザーに向き合い機能面のアップデートを頻繁に行ってきたことによって、彼らは業界全体の成長速度以上の成長をしています。しかし、そのスピードは代表である野口さんの想い描くものとはギャップがありました。 さらなる成長を求める彼らから、ただ単に機能で選ばれるのではなく、「なんかいい」、「人の感覚でも選ばれ

採用効率が2倍に。初期フェーズで「想い」を言語化した理由 -カベウチ

▲unnameの担当したコンセプトメイキング 挑戦者が最速で前に進める世界を目指し、多くの専門家に無料で壁打ち(相談)ができるサービス「カベウチ」。 2020年9月のサービス開始以来、運営者の岡 友樹さんはここまでほとんどの業務を一人で行なってきましたが、次のフェーズに移るためには、岡さん自身が持つ「カベウチ」の概念のさらなる言語化が必要でした。 unnameの協力によってこの課題がどのように解決されたのかについて、お話を伺いました。 サービスの根本的な部分を充実させ

「ブレないアイデンティティを作る」自分たちのやりたいことを明確にした理由 -一般社団法人zingzing

▲今回、unnameが担当したコンセプトとコンセプトストーリー 一般社団法人zingzingが東京・恵比寿で運営するシェアハウス、そのまんま荘は2018年の開業当初、「地方学生による地方学生のための就活ハウス」として話題を呼びましたが、そのコンセプトの変化に伴いSHANTAN EAST、タカイエ、そのまんま荘と名前が変化してきました。 zingzingの代表理事である荒木さんは幼少期、両親より厳しい教育を受け、また、ハーフであることを理由にクラスメイトからいじめられる体験

「学歴では測れない。」新たな信用指標を創るベンチャーがコンセプトを作成しようと思った理由 -株式会社Parame

▲今回、unnameが担当したコンセプトとコンセプトストーリー 個性が認められ、マイノリティグループに光が当たりやすくなった今でも少ない時間で人を判断しなければならない採用などの場面では、「学歴」「職歴」「資格」といった目に見える信用が重要視されます。 そんな中で、にわかに注目を集めるのが、「個人の信用のアップデート」をミッションに掲げる2020年創業のベンチャー企業の株式会社Parame(https://parame.jp/ )です。 知名度と需要の高まりに応じて組織