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ネット・本で学んだマーケティング知識を業務レベルに落とし込むことができた勉強会 -ランサーズエージェンシー株式会社

■会社概要
会社名:ランサーズエージェンシー株式会社
代表取締役社長:石山 正之
設立:2014年12月
事業内容:・インターネット広告
     ・コンサルティング
     ・有料職業紹介

■支援概要
課題:営業メンバーのマーケティング知識を深めて、企業に対するより精度の高いマーケター紹介を実現させたい

支援内容:対面とZoomを使ったマーケティング勉強会の実施(マーケティング概論から、実務で活かせるマーケターの見分け方のポイント解説など)

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▲マーケティング勉強会の様子


常駐も可能なITフリーランス紹介サービス「ランサーズエージェンシー」。彼らの仕事の性質上、フリーランスと常駐先企業の双方の満足度を高めるためには専門分野に対する深い知識と理解が必要不可欠です。

エンジニア、デザイナー、PMなど多くの専門家と協業する彼らですが、今回は中でも理解が難しい「マーケター」に焦点を当てて、マーケティング勉強会を株式会社unnameが実施しました。

結果的に、勉強会実施後にはマッチングの精度の向上が見られたそうですが、勉強会の内容に対する印象や、その後のメンバーの変化などについてお話を伺いました。



唐突にマーケティング領域の担当になったものの、知見がなくて独学では限界だった

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- なぜunnameに相談をしようと思ったのでしょう?

一番のきっかけは唐突に私がマーケティング領域の担当になったことでした。マーケティングについて調べて勉強してはいたんですけど、どうしても独学だと厳しいなと思っていたんです。なぜかと言うと、インターネットで調べられる情報は点の情報や表層的なTipsが多く、汎用性はあると思うんですけど自社に最適かというとそうではないと感じたんですよね。

その状態でも様々な方に協力してもらいながらマーケティングはやるんですけど、知見が足りないので何をやっているのか、どれぐらい効果的なのかっていうことが判断できなかったんです。

全社的な話でいうと、マーケターと話をする機会ってほとんど全てのメンバーがあるんです。そんな時、みんな私が感じていることと似た問題を抱えているはずだと思ったんですよね。

マーケティングやマーケターと深く関わる上で、やはり自社にとって過不足ない内容を勉強させてくれたり、壁打ちさせてくれたりする専門家の協力が必要だと思ったんです。本来であれば社内の先輩に教えを請うべきですが、社内には最適な知見を持つマーケターがいなかったんです。

ランサーズ本体のマーケターに話を聞くことは可能だったと思うんです。でも本体の場合は知名度が高いためユーザー側から登録してくれることが多いのに対して、私たちの事業は能動的に集客、営業を行なっていく必要があります。その点において私たちとは状況が違うんです。

実際にマーケティング施策を行う際には業務委託のマーケターをアサインして、その都度話し合いながら作業を進めていました。しかし、私たちには知見がないので提案される施策、実際に行う施策については表面的にしか理解できていなかったんです。

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抽象的な「マーケティング」を具体的な例に出して解説してもらえたので、すぐに実務に役立てられた

- 今回の勉強会について、全体的な印象をお伺いできますか?

今回のように専門家から直接お話を聞いて、マーケティングを体系的に勉強する機会がなかったので、まずはその機会が得られたことが良かったです。結果から言うとメンバー全員がふわっと理解していたマーケティングの概念や定義といった部分をより深く理解できたんじゃないかなと思ってます。

また、フレーム的なマーケティング手法ってたくさんあると思うんですけど、そのフレームをどういった場面で使うのかとか、なぜ使うのかとか、そうした部分も体系的に習うことで理解を深められました。


- ありがとうございます。今回行なったマーケティング勉強会の中で、特に印象的だったポイントはありますか?

具体的な事象を例に出して解説してもらえたのが印象的でした。例えば、マーケティングの種類、マーケターのスキルの見分け方、大企業とベンチャーのマーケティングの違いとか、明日からすぐに役立つ話をたくさんしていただきましたね。

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▲実際に勉強会で使用した「マーケタースキルの見分け方」の一部資料

今まではマーケティングへの具体的な理解度も低く、共通認識も持てていない状態で社内外で打ち合わせをすることがあったんです。それだとお互いになんとなくわかりづらくて、話がスムーズに進まないんです。

その部分の知識がついた今は、マーケターをスキルによってある程度細分化して考えられるので「どの企業にどのマーケターさんをマッチすればいいのか」、「このマーケターさんがどんな企業へのマッチを望んでいるのか」、といった工程をよりスムーズに行えるようになりました。

また、初歩的かもしれませんがマーケティングの種類や違いについて丁寧に教えてくれたことも大きかった気がします。


- マーケティングって一言に言ってもその内容は様々ですから、まずはその種別を理解することも大事だと思って内容に入れ込んでいるんです。そこらへんはどうでした?

マーケティングの種別の理解ってちょっとふわっとしているところがあったので実務に問題が出ることも少なくなかったんですよ。例えば、初めましての方と会った時に、その人がなんのマーケターなのかはっきりとわからないと話が進まないんですよね。CMとか、ウェブ広告とか、SNS広告とか、どういった場合に力を発揮してくれそうなのかわからなくて困ってしまうことがあったんです。そもそもマーケターに種類ってあるんだ、というメンバーもいたんですよ。そこの理解が進んだことは本当に良かったと思っています。専門家から直接解説してもらえたので、納得感も当然強いですよね。

マーケティングの定義や種類っていうものを実績のある専門家のunnameから直接聞かせてもらえたのが何よりも大きかったのかなと思っています。そこらへんって、なんとなくはわかっているつもりなんですけどいざ「マーケティングってなんだと思いますか?」って言われると答えに詰まってしまうんですよね。チーム全員でその定義を具体的なものとして再確認できました。

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- 他に印象的だったポイントはありますか?

そうですね、あとは実際の職務経歴書をもとに、その人がどんなマーケターなのかを判断するのにはどこを見るべきか解説して頂いたんですけど、それが実践的で印象深かったです。実際に私が会ったことのある方に酷似した例もあって、身に沁みました。

これは全体を通してなんですけど、勉強会自体をメンバーが楽しんでいてその後には「楽しかった」、「ためになった」、という話を多く聞きました。みんながポジティブに感じている理由の1つは一方通行じゃなかったからだと思うんですよ。質問して答える、という部分を通じて深い交流があったんです。

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▲勉強会後のアンケート結果

質問がたくさん出たのは、もちろんunnameがいい雰囲気を作って話を引き出してくれたからだと思うんですけど、おそらく自社のメンバーそれぞれが独自に勉強していて「マーケティングとは?」という部分に対するそれぞれの解釈があったからだと思うんです。そことの差異を感じた時にみんなは質問をしていて、unnameの回答によってそこの解像度は上がったように感じますね。


- どんどん質問が出てきたのはチーム内のモチベーションが高いからだと思います! 質疑応答の中に印象的だった部分はありましたか?

たくさんの質問にお答えいただきましたが、中でも印象に残っているのは「マーケターさんをより深く理解するためには何を聞けばいいのでしょうか」という質問です。その答えは「あなたにとってマーケティングってなんだと思いますか」というものだったのですが、理由を聞いて納得しました。

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▲質問をzoomのチャット上で受け付け、口頭で回答

その理由は、「マーケティングとは」と検索して一番上に出てくるようなことをいう人は教科書的で、表層的に物事を捉える人であるとがわかるから。そして優秀な人は、その基本的な情報にプラスして自分の見解を入れ込んでくる人だと。

マーケティングは領域によってやることが大きく違って、だからこそ自分なりのマーケティング論を聞くとその人のことがわかるし、語れない人は強くない、ってことであってますよね?(笑)

知識がないとその返答を理解することすら難しいと思いますが、勉強会を経験した今ではそのマーケターがどんな分野に強いのか、どんな種別なのかがわかるようになりつつあります。

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マーケティングへの理解が深まったことでコミュニケーションがスムーズになり、業務は大きく改善された

- マーケティングについての勉強会を行なった今、以前とどんな変化がありますか?

私たちのサービスは、マーケターを含めた登録していただいているフリーランスの方をただ企業にご紹介するっていうものではなくて、登録の前にキャリア面談をするんです。面談の前に、職務経歴書をもらうことが多いんですけど、その経歴書を見て事前にこの方がどういう案件にフィットしそうかっていうことを考えられるようになりました。

事前にその人への理解と仮説を持つと、面談の内容はそのすり合わせになっていくので当然スムーズになりますよね。「あなたは何ができるマーケターですか?」という部分が減るので。また、その面談の中で会話をするための知識やヒントもたくさん得られました。これらは勉強会によって知識が豊富になり、理解が深くなったからこそです。

フリーランスの方と面談やお話をする機会は多いのですが、当然彼らをアサインする先の企業の方ともたくさん話さなければならないんです。その場合、窓口になるのってマーケターではなく人事なんですよ。人事の方って人事のプロではあるんですけどマーケティングのプロではないんですよね。

それゆえに、あがってくるオーダーは抽象度が高いこともあるんです。そうした場合には人事の方からより深く話を聞いて、抱えている課題の本質を理解して、どのようなマーケターを必要としているのかを判断することが必要です。この部分の精度が今は大きく改善されました。

結果的に、顧客にマーケターをご紹介できるスピードが上がったのはもちろんのこと、その精度も高められましたね。これらが顧客満足度にポジティブな影響を与えていると実感しています。

あとは、今回unnameにしてもらった勉強会がとても良かったので勉強会自体を定期的に行なっているんです。月に一度はゲスト講師を招いて、専門的な分野について教えてもらっています。


- それは素晴らしいですね! ただの知識ではなく、ちゃんと役に立てられているのはひとえに皆さんの努力の結果です!

unnameのおかげです! マーケティングについてだんだんとわかってきたので、これをさらに突き詰めていけたらもっといいサービスを提供できるはずだと思います。

勉強した内容が実務に好影響を及ぼしていることはハッキリとわかったので、第二弾の勉強会もお願いしたいです!

- ありがとうございます! ぜひよろしくお願いします!


■採用情報

株式会社unnameでは、企業向けのマーケティング支援を創業フェーズの会社でチャレンジしたい仲間を探しています。少しでもunnameに興味を持ってくださった方は、上記の採用情報ページもしくは代表の宮脇までDM(FacebookTwitter)くださいませ!


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unnameのマーケティング支援(Update Marketing)では、現状の体制に合わせて柔軟に体制を構築し、施策の実行まで支援を行います。


■マーケティング専門のメンタリングサービス「HAICK」

マーケティング専門のメンタリングサービス「HAICK(ハイク)」とは、SlackやZoomなどのオンラインツールで気軽にマーケティング業務についての相談ができるサービスです。ネットで調べても断見的な知識しかなく困っている方、これからマーケティング組織を立ち上げる方や、日頃ちょっとした相談事がある方にとって気軽にご利用いただけます。月額たったの3万円でちょっとした相談から始められる。

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