室町から令和まで同じ名前の食べ物ってすごいですよね~!

刺身の日

室町時代の外記局官人を務めた中原康富の日記「康富記」で文安5年8月15日、「鯛なら鯛とわかるやうにその魚のひれを刺しておくので刺し身、つまり“さしみなます”の名の起こり」と書かれていて、文書として初めて登場する刺身に関する記録だと言われています。


刺身という食べ方自体はそれ以前からあるようで、室町から令和の現代まで変わらない文化というのはすごいですよね!


生の魚を捌いて、それを食べるだけなんだからと思いがちですが、誰でもうまい刺身を作れるとは限らないのです。切り方や時間など技術的なことから包丁、まな板などの道具に至るまで適切でなければ魚自体のうま味や鮮度は保てないので、刺身というのは非常に繊細な食べ物。
そういう点からも刺身をお造りというところですね。


こんなとこを書いておきながら、ボク自身は偏食のため、刺身はよっぽどなことがないと食べません。ご飯のチョイスをする際には選択肢の中には登場しないジャンルのひとつです。


ですが、なま物を食べられないからといって、
人生の半分は損をしないのでご安心ください。美味しい刺身は好きで好んで食べる皆さんが食べるほうが魚も報われると思いますので。


今日のランチなどにお困りになられましたら、刺身定食はいかがですかね!?

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